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フジファブリック at 両国国技館

フジファブリック武者巡業2007 両国国技館

Image025_212月15日。待ち焦がれた日がやってきました。
こんなにも惚れ込んでいるのに、ワンマンライブは初参戦である。すっごく楽しみにしていた。なのに・・・体調が絶不調(T0T)這ってでも行ってやる~!!

両国国技館もお初。ライブできる所だったのね? 

Image024建物入り口には両国国技館らしく、相撲チックなフジの のぼりが立っていたりして・・・お茶目な方達だ。もちろんここはファン達の絶好の撮影ポイントとなっていましたよ。

両国国技館は武道館を小振りにしたような雰囲気で、普段 土俵がある所がアリーナ席になっていました。武道館と同様に音響はあまり良くありませんが、ある意味 細工なしのパフォーマンスが楽しめるというものです。私の座席は2階席の中ほどで、ステージからは遠かったですが、適度に段がついているので座って見ることができました。本当、ホールで良かったっす。この体調じゃあ2時間立ちっぱなしは無理だったろうな。  

4時開場,5時開演。 ずいぶんと早い時間に始まるライブでした。
今年発売したシングル「Sufer King」「パッション・フルーツ」やフェス等でおなじみの名曲「銀河」「TAIFU」「虹」の他に、ワンマンでしか聞けないであろう曲を、CDとは違うアレンジで生で聞ける幸福。「唇のソレ」のアウトロや「虹」のソロまわしもライブならでは。楽しい!!

フジファブリックのダークゾーン「蒼い鳥」「地平線を越えて」「環状七号線」は、舞台演出を含めて その世界観に圧倒されました。このダークサイドは一度好きになってしまうと常習性があります。

新曲もいい感じです。志村氏以外のメンバー作の曲もぼちぼち出てきていて、金澤氏作の「星降る夜になったら」はかわいい感じの曲です。アルバム早く聴きたい。発売がかなり待ち遠しいっ!

物販のMCも良かったです。っていうか、メンバー全員参加して こんな小芝居もしちゃうバンドだったんだ!?

アンコールがまた泣かせます。1曲目はユニトリでカバーした「開店休業」。私が高校生だった時に真駒内のライブイベントで観たユニコーンのライブを思い出しました。民生がマイクスタンドに手を掛けてゆるーい調子でこの曲を歌っていた時の光景と重なり、泣きそうになりました。すっごい大好きな曲です。無茶なアレンジを加えず 原曲を忠実にカバーしているフジもこの曲が大好きなんでしょうね。
2曲目は「陽炎」。この曲でフジの存在を初めて知り、即CDを買いにいきました。あれから3年、フジにとって歴史的(になるであろう)ライブに参加でき、感慨深いものがあります。

Image033

最高に良いライブでした。テレビカメラが入っていて、CSで今日のライブ(30分番組)が放映されるそうです。ノーカットで見たいなあ。DVD発売してくれないかしら。

終演後、外で次のライブのチケットを販売しているとのことで、開場を出る列がそのままチケット購入の列につながっていた。長蛇の列で最後尾は階段をくねくねと何往復にもなっていた。リピ率高いぞ!まあこれだけ良いライブ見せられたら、クセになっちゃうよなあ。私は体力の限界が近づいていたので泣く泣く退散。一般発売にかけよう。

  

   

  

追記:(2010.1.18)
2009年のクリスマスの夜に突然の訃報が入った。
24日にフジファブリックの志村正彦が29歳という若さで他界したというのだ。
全くもって有り得ない,無茶苦茶な話である。

最初は何かの間違いだと思ったが,
次々と発せられる親交深いアーティスト達の追悼コメントを読み、
例えようのない虚無感に襲われ、廃人のようにして年末を過ごした。

28日は志村氏の告別式だったというが、イマイチ実感が湧かず。
CDJに参戦するため、幕張へ向かった。
民生がひとり股旅のラストで「茜色の夕日」をカバーし、
ラストのサビにて苦悶の表情で声を詰まらせた時、
「ああ、本当に志村は旅立ってしまったんだ」と初めて実感した。
でも,志村が誰よりも尊敬していた民生からの哀悼の表現を見て,
ちょっとだけ浮かばれた気がしたよ。
泣いたなあ。いい歳をして莫迦みたいに泣いた。

7月には夢の舞台が待っていたはず。
志村が民生のライブを観て音楽を志した原点の地,
富士急ハイランド・コニファーフォレストでのフジ主催のイベントが決定していた。
1年近く前から準備を始めて、民生の出演も決まっていたじゃないか。
すっごく楽しみにしていたのに。

新しいアルバムを作る度に封印してきたフジの武器の、
全ての封印を解き放って、メンバー全員で作ると言っていた次回作を
すっごく期待して待っていたんだよ。
それをこんな形で果たせぬ夢になってしまうなんて 悔しい。

天才が故の自信と繊細さを併せ持った志村正彦という青年は,
とても深い瞳が印象的な人で,純粋で,屈折していて,いたずら好きで,変態で,
そして何より音楽に対してとても真摯な人だった。

温度,湿度,匂いを感じる、抽象的,情緒的,変態チックで 美しい歌詞。
半径3m以内の身近な人や物,風景や感情を生々しく描写する表現力。
バラード調の刺さるくらいに美しいメロディーはもちろん,
ダークだったり,ファニーだったり,トリッキーだったり, おセンチだったり,
アッパーだったり,ポップだったり,プログレだったりする振れ幅の大きな楽曲群は
聴く者の心を激しく揺さぶる。
転調・変拍子を使った展開の読めない変幻自在なメロディー,アレンジは秀逸。
無表情で時折感情を噴出すように声を張って歌う、ヘタウマ系で味のあるボーカル。
滑舌の良くない早口なスキャットは小気味の良いアクセントで、
ざらりとしたファルセットは遠吠えのよう。
そして個性的楽曲を引き出す クオリティーの高い最強の楽器アンサンブル。
まだまだこれから化けるバンドだったと思う。
こんな尋常じゃないバンドは二度と現れないだろう。

志村の時間は止まってしまったが、素晴らしい作品たちを残してくれた。
私の中から彼の存在が消える事はないだろうな。
新曲を聴く事も ライブで生体験する事もできないのは 耐え難く 悔しいが,
これから先もフジファブリックの曲は聴き継がれていくはずである。

ここ数週間、CDやDVD,動画やインタビューを見続けていた結果、
本当はまだ何処かで生きてるんじゃないかと思ってしまう自分がいる。
まだまだ諦め切れていないみたいで、ご冥福~とかは言いたくないのだが、
眠りについた志村が どうか安らかにあって欲しいと願うばかりです。
今まで どうもありがとうね 志村。 お疲れさん。
そしてこれからもよろしく。

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