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温湯温泉 佐藤旅館

温湯温泉 佐藤旅館

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栗駒の山麓にある秘湯で平安末期の開湯と伝えられる古湯です。佐藤旅館は創業700年の歴史ある老舗旅館とのこと。部屋はどことなく湯治場的な趣のある和室で、既に布団が敷いてありました。のんびりできそうな部屋です。 

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まずはお風呂へ。「芳の湯」は巨きな岩を配置した混浴大浴場です。湯気がこもっているのと、窓が浴室の広さに間に合っていないせいか薄暗いです。でもこの鬱蒼とした雰囲気にも古湯の貫禄を感じる事ができます。無色澄明,ほぼ無臭で薄い塩味のするお湯は、つるすべした浴感で よく温まります。「温湯」なのに熱いお湯ですのね!(「ぬるゆ」は、藩政時代「寒湯」と記されてましたが、栗駒山の活動が活発化したことで湯温が上がり、明治時代以降「温湯」と記すようになったらしいです。)

女性専用内湯は 鄙びた混浴大浴場とは異なり、女性客を意識した新しくて綺麗な脱衣所&浴室です。天井もほど良い高さでお湯も42℃と適温なのでのんびり入れます。ただし浴槽背面の簾をめくると大浴場の巨岩の上部と繋がっているのでご注意下され。

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男女別の露天風呂「御番所風呂」は外にあり、勝手口から敷石をたどって行きます。
近所にある国史跡「寒湯(ぬるゆ)御番所」は戦前まで佐藤旅館の所有だったとのことで、その当時を偲んで脱衣小屋を御番所の表門を模って作製。旧街道を旅した昔の旅人の気分で湯浴みを楽しむ趣向となっております。  

 

Dscf0174_512Dscf0171_512新館ロビーの脇には貸切可能な家族風呂があります。ここの扉は何故かドアノブが2つ付いています。採光窓の近くにあるドアノブは「貸切中」の札を下げるフック代わりでした(笑)。このおおらかな感じがイイですね。

浴室はこじんまりとした感じで、浴槽の大きさの割りに源泉の投入量が多いのでかなり熱かったです。

  

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100_2914_512廊下の窓外には中庭風の広場がありますが、ここは昔の街道跡とのことで、かつて玄関として使用されていた出入口が残っています。

我々の宿泊した部屋は旧館の川側のお部屋。黒光りした木造の廊下は歩くとギシギシと音がし、古き良き日本の建築物の風情を感じることができます。

  

100_2920_512100_2911_512 廊下の窓を開けようとすると、襖戸のように床近くまで開くのでびっくり。古い建物なのに良く手入れがされていて、大正~昭和初期のもの達がまだ現役で使用されています。

街道跡を越える渡り廊下も木製で、太鼓橋風に若干反っているのがおもしろいです。 

  

100_2910_512Dscf0165_512_2 もっとおもしろいのは廊下数箇所に置いてある「消火弾」。現在ではほとんど見ることはない、投げ込み式の消火機器です。ガラス製アンプルの中に消火液が密封されています。まだ使えるのかな??

 

 

Dscf0152_512Dscf0153_512夕飯は大広間で頂きます。山間の秘湯の宿らしく、海鮮などは並ばず山菜や川魚がメインです。豪華さはないですが、滋味あふれる料理をできたての温かい状態で運んできてくれるのでとても美味しく頂きました。

「秘湯ビール」がありました。やっぱり秘湯で飲む秘湯ビールは美味いっすね~。

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実は、今回は他に宿泊者がおらず、館内貸切状態でした。お風呂も入りたい放題で、お風呂や風情ある旧館の風景も二人占めできて贅沢な宿泊となりました。

でも大広間の真ん中で2人きりの食事はちょっと淋しかったかも…。   

  

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朝食はシンプルな和食ですが、みそ汁,温泉卵が美味しかった。黄色を帯びた液体が杯に入って置いてあったので「朝からお酒?」と思ってびっくりしましたが、栗駒産のはちみつでした。和食メニューに はちみつ とは珍しいですね。朝から糖分を補給して元気になりました。

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部屋に貼ってあった「カメムシの捨て方」マニュアルです。図解してあってわかりやすいです。(←写真をクリックすると拡大します)温泉の周囲は暖かいのでカメムシ達が集まってしまうのでしょうね。  

今回は2匹ほど出現しましたが、マニュアル通りにガムテープを使用して駆除させて頂きました。スピード勝負ですが、これはなかなかいい方法です。 

(訪問日:2007年11月)

 

****  個人的評価 ************* 

 雰囲気:♪♪♪♪♪

 お湯  :♪♪♪

 コストパフォーマンス:♪♪♪♪

 総括:文化財級旅館型 秘湯古湯系温泉

 ようござんす度:S(古き良き日本の風情と優しいお湯。)

****  施設データ ************* 

(内湯)新湯:Na-塩化物泉 69.0℃,pH=7.8(成分総計=1477.3mg/kg)
(露天風呂)花の湯・芳の湯・新湯の混合泉:Na-塩化物泉 56.2℃ pH=7.8(成分総計=1409.9mg/kg)

住所:宮城県栗原市花山本沢温湯8-1 

電話番号:0228-56-2251

日帰り入浴:10:00~15:00 \500

宿泊:1泊2食付 \8550~

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