小原温泉 かつらの湯
小原温泉 かつらの湯
小原温泉は800年以上の歴史がある小さな温泉地です。素敵な共同浴場があるとのことで行ってきました。小原温泉駐車場に車を停め、白石川の渓流沿いを数分歩くと湯小屋が見えてきます。入口のゲートには、(ある意味)達筆な字で「おいでやす」の看板があり、ほのぼの脱力系の予感。
こちらは昔から地元の人が使用していた共同岩風呂でしたが、長年の土砂の堆積により使用不可となっていました。2004年に小原温泉と白石市が中心となって整備し、無事復活を果しました。受付小屋にいるフレンドリーな管理人さんに料金を支払って、いざ浴室へ。
浴室は石段を5~6段下りた所にあり、まるで洞窟風呂のようです。
こんな立派な岩風呂だとは想定していなかったのでびっくりしました。
洞窟の真ん中には必要最低限の木製仕切り壁があります。岩肌のワイルドさと、木の風情を併せ持った素敵な空間です。
階段を下りた正面に小屋掛けの脱衣所があり、すぐ脇には石畳敷きの浴槽があります。
洗い場はガラスの引き戸で仕切られており、水が浴槽内に飛び散らないようになっています。
このお風呂は岩盤の上にあるので浄化槽が作れなかったそうで、シャンプー,石鹸は使用禁止です。
浴槽は深め(約75cm)で10人程が入れそうな大きさ。無色澄明,ほぼ無味無臭で湯温はやや熱めの43.5℃。滑らかでしっとりとした気持ちの良いお湯で、見た目よりもよく温まるので休み休み入りました。
掲示によると消毒ありとのことですが、臭いはほとんどありません。暑い時季は加水しているそうですが、基本的に源泉かけ流しです。浴槽から綺麗なお湯が静々と溢れていました。
この静かな空間をほぼ貸切状態で使用することができ、贅沢な時間を過ごしました。

湯上りに湯小屋の前のベンチに腰掛けて、川風で体を冷ましながら 白石川の渓流を愛でると、いい具合に力が抜けて ボケーっとしばし休憩タイム。
出口のゲートにも、(ある意味)達筆な字で「またどうぞ」の看板があり、また明日にでも来たくなっちゃう共同浴場でした。
シャンプー,石鹸は使用できないので、お風呂として利用したい人には不向きだと思われますが、小原温泉のお湯を気軽に楽しむには最適だと思います。
**** 個人的評価 *************
雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯 :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪♪
総括:市営共同浴場型 ほのぼの脱力系温泉
ようござんす度:A(お湯,風情ともに良好な共同浴場)
**** 施設データ *************
源泉名:目の湯
泉質:単純温泉,53.2℃,pH7.9,溶存物質総量:761mg/kg
住所:宮城県白石市小原坂上66
電話番号:0224-22-1321(白石市 商工観光課)
営業時間:8:00~17:00(4~10月:~18:00)
日帰り入浴:\200
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