金山温泉 支倉旅館
金山温泉 支倉(はせくら)旅館
宮城県の釜房ダムの奥、山間にある一軒宿です。外観は木造の大きな老舗湯治宿のような風情があります。
浴室は男女別で、正方形の浴槽が2つ並んでいます。石タイル敷きの浴槽で、手前が加熱浴槽(42.5℃,2人用),奥が源泉浴槽(35℃,4人用)です。
無色澄明無臭,ほぼ無味ながらも後味に芒硝味,薬味があります。白色膜状浮遊物が少々浮いており、もっちりとした浴感があります。
お湯が静々と注がれて、湯尻から流れていきます。小さな湯舟には充分な供給量で、常に洗い場にお湯が溢れていました。
手前側の加熱浴槽と比べて、奥側の源泉槽の方が浴槽内,浴槽周りに付着物が多く、赤茶色に染められていました。やはり加熱によって飛んでしまう成分があるようです。
源泉槽は体温より低めの35℃でしたが、常連さん達は「いつもより若干温かいので加温源泉が混ざっているのではないか」と話していました。最初はひんやりとしていますが、長く入っていると冷たさを感じなくなります。気泡が多量に付着し、撫でると気泡をつぶすプチプチ感と、ぬるぬるした浴感を楽しむことができます。
加温槽の方も少々の泡付があり、源泉槽と交互に入浴すれば温療効果が増します。
建物の鄙び具合の割りに脱衣所と浴槽は新しい感じがします。脱衣所は天井が高く、白い壁や木の床も綺麗で真新しいので最近建替えたものだと思います。
館内も建替えられてはいますが、所々に古い木造の日本家屋の風情が残っています。
実は創業300年の由緒ある老舗旅館で、現在の建物は昭和初期に建てられたもの。こちらの支倉旅館は、伊達藩の慶長遣欧使節 支倉常長の子孫が営む宿とのことです。
源泉温度が低いので夏にまた行きたいです。お湯,風情ともによろしいので、このままひっそりと守り続けて欲しい温泉でした。
**** 個人的評価 *************
雰囲気:♪♪♪♪
お湯 :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:老舗旅館型 ぬる湯療養系温泉
ようござんす度:A(アワアワ源泉。源泉槽,加温槽あり。)
**** 施設データ *************
源泉名:亀の湯
泉質:Na・Ca-塩化物・硫酸塩温泉,35.2℃,pH8.0,成分総計:2560.5mg/kg
住所:宮城県柴田郡川崎町小野字金山
電話番号:0224-84-2509
営業時間:9:30~20:00
日帰り入浴:\600
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