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大地の芸術祭2009~その4 空き家プロジェクト

大地の芸術際 2009 「空き家プロジェクト」

日本の農村地域では過疎高齢化が進んでおり、越後妻有も例外ではありません。
「空き家プロジェクト」は過疎化に伴い増加する空き家を アートとして再生し、新しい価値を付加して存続させてゆくプロジェクトとのことです。

【再構築】

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珠川という集落にある「空き家プロジェクト」の作品の1つです。

三角屋根の蔵風の建物に、丸く削られた鏡が無数に貼られています。
壁には周囲の緑色の風景と 青い空がモザイク画のように映っています。

  

  

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中に入ると対面側の長方形の窓に視点が集約するように壁があり、作為的な遠近法の空間があります。
内壁,床にも丸く削られた鏡が無数に貼られており、鏡に映った沢山の鏡に 光が刺し込んでいる為、乱反射して とても神秘的です。 

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高い天井の上にまで鏡が貼り巡らされていました。

  
  
  

【うぶすなの家】

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空き家になった茅葺古民家を再生した「陶芸の館」です。

100_4923_512_2100_4924_512 まず目に入るのは「かまど」です。
かまど本体には、陶板を不規則な形に分割して埋め込んであり、コラージュのような斬新さがあります。

織部特有の緑色の釉薬が掛けられたゴージャスな煙突も素敵。
かまど周りの床は総織部の陶板が敷かれ、2階から見下ろすと凄く綺麗です。

  

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かまどにはお釜が仕掛けられています。外には研いだお米が水につけられていましたので、このかまどを実際に使ってご飯を炊くのでしょうか。
こちらは里山料理も頂ける施設なのですが、時間が合わなくて食べる事はできませんでした。残念(;д;)

100_4925_512_3100_4932_5121階にある大きな囲炉裏端も陶板でできています。

お風呂場自体も作品の1つで、浴槽は緑色の釉薬と,縁の変形が個性的です。床周辺には渋い色の陶板が敷きつめられており、侘び寂びを感じる空間になっています。

  

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2階にも作品がレイアウトされています。
写真左は「ふくろ姦し(かしまし)」。陶器でできているとは思えないくらい,しなやかな形状をしています。派手な和装の手提げ袋達が、口をよじらせながらペチャクチャと噂話をしているかのようです。

陶芸作品も素晴らしいですが、再生された古民家の曲がり梁,漆喰壁などを間近で見られるのも嬉しいです。

→その5につづく。

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