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瀬見温泉 喜至楼~建物編

瀬見温泉 喜至楼~建物編 (再訪・宿泊)

100_5470_512以前、某旅雑誌で 福助マニア(?)の荒俣宏氏がこの旅館の建物を紹介していたのを見て、是非行ってみたいと思ったものです。
その後、日帰り入浴をさせて頂いたことがありましたが、もっとゆっくり建物内を見学したいと思い、今回宿泊してみました。
そんな訳で、当然宿泊したのは自炊部の本館です。
江戸時代創業という老舗で、本館の玄関付近は明治元年建築とのこと。  
   

【本館】

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こちらは本館の玄関です。現在は日帰り客用の玄関として使用されており、宿泊客は帳場のある別館から出入をするそうですが、面倒なのと,本館の雰囲気が好きなので靴はこちらに置きっぱなしにしていました。
黒光りした木製の床壁が美しく、細工の施した格子窓も見事です。

Dscf3357_512Dscf3363_512 ・天井を這う電気配線と浴室案内の看板がレトロでトレビアン。
・階段の踊り場には福助さんの格子窓がお出迎えしてくれます。 

  

  

 

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・階段脇の棚には見事な古火鉢の集団が。かつて客室で使われていたのでしょう。渋いっす。
・廊下の天井に突然 唐破風のような反曲カーブが出現したりします。大工さん楽しんで建てたのでしょう。

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・うさぎと亀の欄間窓。多分駆け比べで亀がゴールした瞬間を切取ったのだと思う。
・格子窓に囲まれた謎の部屋は高床式?で、廊下より4段高い所に床がある。
・謎の部屋「菊の間」は一方通行。入口と出口で階段が違う。
館内を探検すればするほど謎が多くて楽しいです。従業員の方がいれば訊ねたいことは山ほどあるのだが、自炊棟なので仲居さんが全然通らないのね(;ω;)。

【客室】

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客室は本館湯治棟3階の120号室。6畳の小ぢんまりとした和室で、既に布団は用意してありました。広げればすぐに寝られるように畳んであるのがいいですね。
テーブル,座布団,お茶セット,貸タオル・バスタオル,ハブラシ,TV(\200/2時間)と、最低限必要なものは備えてあります。  
こんな小さな部屋でも格子窓に細工が施してあるのが嬉しいですね。 

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細工の絵をよく見てみると駕籠には「喜至楼」の文字が。お茶菓子の包装紙にも書かれています。老舗旅館の風格を感じますね。

【自炊場】 

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自炊場がありました。ただし調理器具や食器,調味料などはあまり揃っていないようなので持ち込んだ方が良いと思います。
自炊場の脇にあるレトロな電話は、電話線が繋がっているようなので現役で使用しているようです。

【避難はしご】  

Dscf3376_512Dscf3377_512_2避難はしごの看板があったので見に行ったら、床に木のはしごが刺さっていた。
床の格子状の箇所を取り除いて、このはしごで階下に避難するのね。 

今まで色んな避難はしごを見てきましたが、東鳴子の高友旅館の次にインパクトがありました。

  
【別館】  

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こちらは昭和レトロな「喜至楼 別館」の外観。別館は本館と廊下でつながっており、廊下には矢じりコレクションや 宿の歴史ある写真が展示されていて興味深いです。

本館の混沌とした建物構造や,遊び心のある装飾などが非常に面白く、宿泊してゆっくり見学できて良かったです。かなり鄙びている(ボロいともいう)ので、それを楽しめる人向けのお宿だと思います。

→お風呂編はこちら

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