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佐渡金山遺構

佐渡金山遺構

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佐渡島の観光地といえば「佐渡金山」が有名です。
遠くからも見える「道遊の割戸」は江戸時代の露天掘りの跡で、バックリと割れた山は迫力があり,当時の激務ぶりが窺えます。
佐渡金山の坑道を見学する観光施設は以前行ったことがありますが、今回は明治以降の金山から採掘した原鉱石の選別・精錬に使用された産業遺産を見学しました。

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大間港に程近い大沢地区の「大沢売店」の前にきちんと整備された駐車場があり、レンガ造りの大型設備跡が並んでいます。10~15年くらい前に2度程,すぐ近くにある「相川技能伝承展示館」に訪問した事がありますが、その時はこのような施設跡の存在には気がつきませんでした。世界遺産の登録申請のために整備したのかしら?
売店の後ろには「インクライン跡」が見えます。

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階段で小高い丘に上ると、レンガ造りの建物があります。こちらは「火力発電所跡」で、現在は「近代佐渡金山写真展」会場に利用されているようでしたが、早朝訪問だったため閉まってました。
巨大なコンクリート製の遺構はかなり劣化が進んでおり、立入禁止になっています。

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火力発電所跡の隣には巨大なコンクリート製の「北沢浮遊選鉱所」が見えます。この劣化具合,大きさは圧巻ですね。廃墟好きの相方A氏がウヒョウヒョと喜びながら写真撮影に勤しんでいました。
施設の前は綺麗な芝生が植えられ、ライトアップ用の大きなライトが等間隔に沢山設置されているのには、ちょっと違和感を感じましたが。

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「北沢浮遊選鉱所」の隣には石垣があり、その上に「旧北沢青化・浮選鉱所」 が見えます。

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川を挟んだ向こう側に遺構群の全体見取り図と、鋳造工場関係があります。

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こちらが鋳造工場の跡。鍛造工場の跡は外壁の一部しか残っていませんでした。 

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そして最奥にある巨大な円柱状の建築物は「50mシックナー」。昭和15年に完成した、直径50mの泥鉱濃縮装置です。
前を流れる濁川上流の鉱場から排出された泥状の金銀を含んだ鉱石を、この装置で水分を分離し、対岸の北沢浮遊選鉱場に送っていたそうです。

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中はどんな風になっているのか気になりますが、ロープが張ってあり立入禁止です。
鋳造工場跡のすぐ近くに建つ「相川技能伝承展示館」では、佐渡の伝統工芸である「無名異焼」と「裂き織り」を有料で体験することができます。
無名異焼とは、佐渡金山でしか採れない無名異と呼ばれる酸化鉄を多く含んだ赤土を使った焼き物で、過去に2度程,ろくろ体験で湯呑茶碗を作ったことがあります。(あまり自由度がない体験だった気がする。)
常滑焼風の赤い焼き物で、使い込むごとに光沢が出てきます。常滑焼と同様に,酸化鉄がお茶のタンニンと反応してタンニン鉄を生成するため、お茶の渋味を抑える働きがあると思われます。佐渡金山の副産物である焼き物を、土産代わりに体験してみるのも良いかも知れませんね。

近代佐渡金山遺跡群
見学自由
 

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