« 増田地区の内蔵 | トップページ | 増田地区の内蔵③ »

増田地区の内蔵②

増田地区の内蔵②

秋田県横手市の増田町にて、蔵巡りをしました。常時,見学できる建物は、蔵の駅(旧石平金物店・無料),佐藤又六家(登録有形文化財・\100),佐藤三十郎家(登録有形文化財・\100)などがありますが、それ以外でも「まち巡りパスポート」\400を購入すると 日替わりで対象施設を見学することができます。

【山中吉助商店(ゴム化学雑貨 山吉・登録有形文化財)】

Dsc00431_512Dsc00493_512

蔵の駅の隣にある、外観はどう見ても古びた普通の雑貨屋さんです。
こちらの内部は撮影禁止ですが、お店の奥にしっかりとした”内蔵”がありました。内蔵の内部の見学はできませんでしたが、座敷蔵だそうです。
蔵以外のこちらの見所は店に飾られているレトロな看板や、珍しい古民具(コークス炭製造器),女将が紹介してくれる昔ながらのゴム靴等の旧商品コレクション等々。さながら内容に偏りのある(マニアックなともいう)民俗資料館のようです。

【旧石田理吉家 (市指定文化財)】

Dsc00447_512

立派な3階建ての家屋です。最近見学できるようになったらしく、観光案内所のスタッフや,他の店の人々に やたらと見学を勧められました。

Dsc00434_512_2Dsc00437_512

よく手入れされた庭にすらりと建つ3階建ての木造建築は風格があり格好良いです。
入口は左側面にあり、受付にいたおじさまが館内を丁寧に案内してくれました。

Dsc00438_512Dsc00444_512_2 

まずは内蔵の方へ。この重厚な五重扉が素敵。観音開きの扉や窓は、向かって左側が女戸,右側が男戸と呼ぶそうで、閉めた際に男戸が前にくるようになっているそうです。

Dsc00439_512

蔵の内部は手前が文庫蔵で、奥に座敷蔵がある2段構造になっています。商家が発展していく過程で使用人の数が増え、当主やその家族のプライベートを守る場所として蔵の中に設けた”特別室”となっています。

Dsc00440_512Dsc00442_512

蔵に置いてあった火鉢が入っている木箱の蓋には「文政六年」の文字が。(´ρ`)ナンネンマエカナ? 電気のスイッチもすごくレトロ。増田には明治時代に水力発電会社があったくらいなので、各商家への電気の普及が早かったようです。

Dsc00441_512

主屋の方も案内して頂きましたが、拵えが立派です。住居というよりも応接用途に建てられたものらしく、3階の大部屋で結婚披露会等をおこなったこともあったようです。
欄間等には超高級な黒柿もふんだんに使用されていて、ゴージャスな造りになっています。

【旧勇駒酒造本社 (登録有形文化財)】

Dsc00492_512 

平成15年まで酒蔵として営業していた建物です。店舗正面にある酒樽を模した漆喰細工の看板が見事です。 

Dsc00448_512Dsc00449_512

店舗,廊下を抜けると、江戸時代に建てられたという仕込み蔵があります。

Dsc00450_512Dsc00451_512_2

こちらが蔵の入口です。作業蔵のためか扉の黒漆喰等はボロボロになっています。近くには酒造りの時に使われていたという直径2m程の巨大な羽釜が置いてありました。

Dsc00456_512

内部は土間になっており、中にあった樽や足場等は取り除かれていました。現在こちらは広い空間を利用してホールとして使用されることもあるそうです。 

→③へつづく。

|

« 増田地区の内蔵 | トップページ | 増田地区の内蔵③ »

b.東北」カテゴリの記事

建物」カテゴリの記事