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船小屋温泉 すずめ湯

船小屋温泉 すずめ湯

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船小屋温泉は1824年(文政7年)開湯という歴史ある温泉地です。
温泉巡りを始めてすぐの頃に訪れたことのある,マイ・ファースト福岡県温泉なのですが、今は無き”船小屋温泉○和国”という温泉施設で『強力ろ過・バリ循』の洗礼を受け、トラウマになった思い出の温泉地です。

気軽に入れるお湯使いの良い外湯ができた噂は聞いていましたが、今回やっと訪問することができました。
なつかしの「雀地獄」のある「船小屋鉱泉源公園」へ向かいましょう。鮮やかなオレンジ褐色のお湯がボコボコと出ています。その昔 源泉の上を飛ぶ虫や雀が、多量に発生する二酸化炭素のため死んでしまうので「雀地獄」の名が付いたそうです。

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「やっぱ筑後に来てよかっぱ。」のハメ絵看板もあります。12年程前に訪問した際も、この看板で写真写したなあ。

さて、この公園の隅っこにプレハブ小屋が見えてきました。こちらが「すずめ湯」の受付になっているので、料金を支払って湯小屋の方へ向かいます。

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受付プレハブの裏側,公園を出てすぐの角っこに「すずめ湯」の看板を掲げた比較的新しい小さな湯小屋があります。 

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玄関すらない簡易的な建物で、脱衣所にはパイプ椅子や小さな洗面台など必要最低限の事務的な設備が備わっています。 

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浴室には6人程が入れそうな浴槽が1つあるだけです。その中には近年稀に見るレンガ色濁(透明度:約5㎝)のお湯が弱いかけ流しの状態で入っています。湯口は浴槽内にあり、壁側に渡されているパイプに開けられた 複数個の小さな穴からポコッポコッと温かいお湯が出ていました。

もともとこちらは冷鉱泉で源泉は19.9℃。ボイラーで急激に加温をすれば二酸化炭素が気化して抜けてしまいます。そこで 熱交換を利用した加温装置でゆっくりと湯温を上げることで、炭酸成分の残存量を増やすという こだわりのお湯使いをしています。 

炭酸鉄泉のため、ゆっくり加温をすることで かなり酸化が進んでおり、鮮度抜群という訳にはいきませんが、キシキシした浴感と炭酸特有のボアボアした温まり感(手足の毛細血管が拡張している感)があり、源泉の個性が生かされています。
湯温37℃と温めのため、先客も後客も皆さんじっくりと浸かっていました。

以前来た時は近代化に失敗して廃れた温泉地という感じでしたが、今は こちらのお湯を目当てに通う常連さんもおり、着実に観光客も増えているようでした。やっぱ温泉地はお湯を大切に扱わなきゃね。

浴室から上がる際は、茶色粉状沈降物が体中に付着しているのでご注意下され。よく拭きとってから着衣しないと大変なことになりそう。特に白いお召し物は避けた方がよろしいかと思います。
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:簡素な湯小屋型 濃厚炭酸鉄鉱泉
ようござんす度:A(こだわりのお湯使いの 個性的なお湯を堪能。)

****  施設データ *************

船小屋温泉 すずめの湯
住所:福岡県筑後市尾島451-2
源泉名:船小屋鉱泉温泉
泉質:含鉄(Ⅱ)・二酸化炭素-Mg・Na-炭酸水素塩冷鉱泉,19.9℃,pH5.4,ラドン含有量:0.46×10^-10ci/Kg(0.13マッヘ),成分総計:2.235g/kg
電話番号:080-2709-1408
営業時間:11:00~17:00 木曜休
入浴料:\350

船小屋鉱泉場

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「船小屋鉱泉源公園」の斜め向かい?にある飲泉場は、以前訪問した時のままのモダンでハイカラな佇まいでした。採水用蛇口を開けるとトポトポと源鉱泉が出てきます。

Dsc03761_400飲むと胃腸に効く名湯との評判が高い古湯には、可愛らしい開湯伝説があります。「難病の老人が苦しさのあまり、”いっそのこと死んでしまいたい”とヤケになり、『雀地獄』の水を飲んだり、浸ったりしました。すると、なんという事でしょう!死ぬどころか体が楽になり、長年の病が一ヶ月で治ってしまいました。」ということです。ええ話や。

そんな訳で、早速源泉を飲んでみました。
強炭酸シュワシュワ味+鉄臭味があり,あまり美味しいものではありませんが、昨日の暴食で弱っていた胃腸が ちょっとだけ元気になったような気がします(私、暗示にかかりやすいんです(゚▽゚*)♪)

こちらの鉱泉を採取して、ご飯を炊いてみました。半自炊旅の醍醐味ですな。その様子はまた後程,ご報告致します。

 

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