国母駅前温泉 健康ハウス

国母駅前温泉 健康ハウス

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JR身延線 国母駅から徒歩1~2分の所にある、やや鄙びた健康ランド風の入浴施設です。 

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施設内も昭和の雰囲気です。脱衣所はカーペット敷きの部屋に事務系ロッカーが並んでいるだけで ちょっと殺風景な感じです。 

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浴室はやや古びてはいますが清潔です。かけ流しで溢れたお湯が多量に床上を流れていました。

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浴室の中央には15人程が入れる円形の浴槽があり、36℃のジャグジー付低温槽になっています。中心の柱に湯口があり、ドボドボとお湯が注がれ 掛け流しになっています。お湯の鮮度も良好で、つるすべした浴感が楽しめます。
温冷交互浴に最適ですが、就学前児童が遊ぶにも最適な温度らしく,ちょっと落ち着かない浴槽でした。

窓際には浴槽が2つあり、向かって左側は8人程が入れる42℃の高温槽。右側が15人程が入れる40℃の主浴槽になっています。

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高温槽は、湯口から驚くくらい勢いよくドパーっとお湯が注がれ、かなりの量が掛け流されていました。淡黄色を帯びた透明,何かしらの鉱物臭味が微かにあり、つるすべ!! とした浴感が気持ち良い。こちらの浴槽のお湯が一番鮮度が良好だと思われます。

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円形の低温槽の奥に、曇ガラスで区切られた浴室があり、入口には「ラドン」の文字が書いてあります。先日宿泊した”中央ベニヤ竜王温泉”のラドン室と同様に、室内は熱気が籠って高温浴+サウナのようなスペースになっています。こちらも温泉とラドン発生装置を併用しているようで、ラドン温泉の治効に関する表が掲示されていました。 

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掛け湯槽は2つに分かれていますが、左側は真湯,右側が源泉のようで、源泉槽側はお湯の成分が付着して黄褐色に染まっているのがわかります。
ちょっと古びた雰囲気の休憩所もあるので、浴後ゆっくり休憩もできるようです。銭湯代りに家族で訪れる地元の常連さんも多く、庶民的な雰囲気の入浴施設でした。

 
****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:健康ランド風施設型 ドバドバ掛け流し系温泉
ようござんす度:B(昭和の健康ランド風。ラドン併用浴槽あり。)

****  施設データ *************

国母駅前温泉 健康ハウス
住所:山梨県中巨摩郡昭和町西条251
源泉名:国母駅前温泉 健康ハウス
泉質:単純温泉,43.5℃,pH7.5,湧出量:653L/分,成分総計:1.019g/kg
電話番号:055-275-7132
営業時間:10:00~24:00
料金:\550 (3時間)    

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甲府市内温泉銭湯 鏡温泉

鏡温泉

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山梨県甲府市内にある温泉銭湯です。幹線道路から少し脇道に入った住宅街にひっそりと佇む、鄙びた銭湯といった風情が素敵です。 

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扉を開け、番台さんに料金を支払ってから中へ入ります。
脱衣所はレトロな体重計や籐製の脱衣籠が置いてあり、昭和の時代の古き良き銭湯の風情があります。 

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浴室の中央には長細い主浴槽があります。床面の細かいタイルが綺麗。
浴槽は2つに区切られており、手前は6人程が入れる40℃の浴槽,奥は4人程が41.5℃の浴槽となっています。両方とも浴槽は深め(浴槽深さ約73cm)になっています。

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湯口はライオンげーのようですが、覆面系の珍しいタイプです。ボディタオルを顔に巻いて、湯の花キャッチャーの役割をしているのでしょうか。
顔が見えない状態でドバドバとお湯を注いでいる様は哀れを誘います。 

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奥の浴槽の湯口は加熱源泉&源泉蛇口となっており、ドボ&ドボと注がれています。
緑色を帯びているように見える,ほぼ無色澄明,ほぼ無味無臭のお湯ですが、微かに鉱物臭味とまろやかなコクがあり、つるつるキシっとした浴感(つるつる度 ②)で鮮度良好です。
浴室に隅には飲泉用浴槽まであり、銭湯なのに本格的な温泉場のお湯使いをしています。 

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浴室入り口から向かって右奥には4~5人程が入れる源泉風呂があり、湯温は30℃とかなり温めになっています。
高い打たせ湯状の湯口からドボドボと源泉が注がれ掛け流しになっていました。こちらのお湯が一番つるつる感が強く,鮮度の良いお湯を楽しむことができました。 

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洗い場のカランからも源泉が出てきます。先客の奥さまと少しお話をさせて頂きましたが、大病で手術をした後、こちらの温泉に通って 冷熱交互浴と飲泉を繰り返したところ、術後の回復が早く,医者に驚かれたそうです。それ以来、2日に1回はこちらへ来て、1時間以上の入浴と源泉を家に持ち帰って飲んでいるそうです。
極薄塩味?まろやかでコクがあり美味しいお湯でした。 

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女湯脱衣所の勝手口が開いているという 何とも大らかな下町の銭湯という感じが良いです。良い風が入ってきて、ぶら下がっている風鈴がチリンチリンと鳴っていました。

訪問した日は敬老の日で、65歳以上の方は入浴無料となっていました。開店直後に訪問したので、先客と2人で貸切り状態にて使用できましたが、訪問がもう少し遅かったら常連のおじいさま&おばあさまで大混雑していたかも知れませんね。 

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下町の銭湯風情も お湯使いも、非常に素晴らしいです。今まで甲府市内の温泉銭湯には いくつか入りましたが、その中でもお気に入り度の高い入浴施設でした。 
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:下町の温泉銭湯型 新鮮本格系温泉
ようござんす度:A(理想的な温泉銭湯。覆面系湯口。)

****  施設データ **************

鏡温泉
住所:山梨県甲府市相生1丁目3-10
源泉名:鏡温泉
泉質:単純温泉,30.3℃,pH7.9,成分総計:0.5106g/kg
電話番号:055-228-2483
営業時間:10:00~21:00 水曜休,元日休
料金:\400  

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八田温泉 湧暇李の里 樹園

八田温泉 湧暇李の里 樹園

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山梨県の南アルプス町(旧八田村)にある 公共の複合型レクリエーション施設です。温泉の他、研修室,食事処,宿泊施設等があるようです。
屋外のテニスコートやバーベキュー場ではグループで週末を楽しむ人々が結構おり、近隣住民の憩いの場になっているようです。 

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受付を済ませ 公共施設らしい飾りっ気のない館内を進むと、男女別の内湯があります。 

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脱衣場もどこか事務的で、簡素な造りになっています。浴室はタイル張りで、浴槽と洗い場があるだけのシンプルな造りになっていました。

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手前の浴室は12~13人程が入れる大きさの加熱浴槽で、40℃と温めの適温となっています。こちらの浴室は換気が十分ではなく熱気がこもって ちょっと暑苦しい感がありました。 

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湯口からはお湯がドバっと注がれ、イイ感じに掛け流しになっていました。無色澄明でほぼ無臭無味(微かに塩素系酸味,臭いあり)で、特に大きな特徴はありませんが、柔らかい感じのお湯です。

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中庭の向こうにもう一つ浴室があり、手前は38℃の加熱浴槽,奥には36.5℃の源泉浴槽になっています。こちらもかけ流しになっており、大きな特徴はありませんが 鮮度が良く,特に源泉槽は柔らかいながらもキシもちっとした肌触りです。
湯温は低いことも手伝って、湯疲れせずに長湯が可能です。常連さんらしきお客さんは、源泉槽の湯口の前で40分以上 微動だにしないので、新しい形状のオブジェかと思いましたよ(笑)

全体的に湯温が低めなので、暑い時季向けの入浴施設かと思います。
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:公共の多目的施設型 温いお湯系温泉
ようござんす度:B(公共の簡素な施設。夏向き温泉)

****  施設データ *************

八田温泉 湧暇李の里 樹園
住所:山梨県南アルプス市野牛島2722
源泉名:南アルプス市農業体験実習館 「樹園」
泉質:Na-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉,36.6℃,pH8.0,湧出量:152.2L/min,成分総計:1.501g/kg
電話番号:055-285-4131
営業時間:10:00~21:00 木曜休(7~8月無休)
料金:\550(市外)  

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武田の郷 白山温泉

武田の郷 白山温泉

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山梨県韮崎市の甲府盆地を見下ろす小高い丘の上にある立寄り入浴施設です。平屋で和風な落ち着きのある外観です。 

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館内はまだ新しくてピカピカ。ラウンジ等にはソファがあり、くつろげる雰囲気です。

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脱衣所も新しくて清潔です。冷水器が置いてあり、入浴前後に水分補給ができるのも嬉しいです。

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2面が大窓の明るい浴室には18人程が入れる大きさの浴槽が1つあります。湯温は40℃と温めの適温でした。
洗い場には浴槽の方へシャワーの飛沫が飛ばないように、衝立が設置されています。

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薄い黄色を帯びたように見える透明なお湯で、特に大きな特徴はありませんが、なかなか鮮度が良く,柔らかい浴感と香ばしい鉱物臭味があります。 

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湯口からはドバドバとお湯が注がれており、浴槽縁からは結構な量のお湯が溢れていました。

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外の露天風呂は9人程が入れる大きさで,39.5℃の温めの湯温になっていました。女湯には囲いがあるため景観はあまり良くないですが、植え木越しに遠くの山を眺めたり,街並みを見下ろすことができます。
珍しい湯質ではありませんが、クセがなく普段使いにぴったりのお湯です。お客さんが少なかったので,ほぼ貸切状態でゆっくりと入浴を楽しみました。
  

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:立寄り入浴施設型 閑静な隠れ家系温泉
ようござんす度:B(ゆっくり入れる,クセのないお湯。)

****  施設データ *************

武田の郷 白山温泉
住所:山梨県韮崎市神山町鍋山1809-1
源泉名:武田の郷 白山温泉
泉質:Na-塩化物・炭酸水素塩泉,45.5℃,pH7.8,湧出量:216.8L/min(動力揚湯),成分総計:1.339g/kg
電話番号:0551-22-5050
営業時間:10:00~21:00 (節電のため当面の間 11:00~ ) 水曜休
料金:\600     

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手打沢温泉 康栄閣 ~お風呂編

手打沢温泉 康栄閣 ~お風呂編

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エントランスから向かって左奥,階段を4段下りると脱衣所があります。浴室が1つしかないので、使用中は「貸切り 入浴中!!」の札を下げておくと安心です。 

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脱衣所はソファーセットが置いてあり、広々としています。10年間空き家だったせいか,全体的に埃っぽい感じがあります。 

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パウダースペースには手造り感のあるカウンター形式で、ドライヤーが沢山ぶら下がっています。天井ではシーリングファンが回っていました。 

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浴室は イイ感じに鄙びた雰囲気で、全体的に非常に凝ったタイル細工が施されており,びっくりします。 

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出入り口付近は青系の花柄タイルが貼られていますが、少しずつ濃淡がつけられグラデーション状になっていました。 

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浴槽に接するように逆円錐状のモダンな柱があり、淡いパステル系色彩のタイルが施されています。正面には人間化した人魚がモチーフになっているようなタイル画がありました。 

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浴室奥の洗い場スペースにはピンク系花柄タイルが敷かれています。 

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窓の下にはウエイブ状の細かいタイル細工もあり、ディティールに凝った浴室です。
浴室タイルマニアには堪らない逸品だと思います。 

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浴室内部に敷かれているタイルも、段を境に目地の色がポジネガ状態なのも素敵です。
楕円型の浴槽には段差があり、5人+浅瀬2人程が入れる大きさで湯温は40℃と温めです。
お湯は加熱循環していますが、お客さんが多くなかったせいか鮮度は悪くなかったです。湯口の蛇口を開けると源泉と加熱源泉が出てくるので足し放題にすることもできます。
浴槽内の湯は、微かに緑色を帯びたように見える透明で ほぼ無臭ですが、湯口から出てくるお湯はしっかりとした金気臭味があります。
派手な泉質ではありませんが、柔らかく,浴後は肌がしっとりした感じになります。ずっとポカポカ感が持続する良いお湯だと思います。
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:家内制手工業的?旅館型 系鉱泉
ようござんす度:B(家庭的なもてなしと,浴室タイル細工が素敵。)

****  施設データ **************

手打沢温泉 康栄閣
住所:山梨県南巨摩郡身延町手打沢官有無番地
源泉名:手打沢温泉
泉質:「炭酸水素イオン」の項で温泉に該当する。 14.4℃,pH7.0,湧出量:11.2L/min〈自然湧出〉,ラドン含有量:0.566×10^-10ci/kg,成分総計:0.941g/kg
電話番号:0556-42-3240
宿泊:1泊2食付 \7600      立寄り入浴:要確認

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手打沢温泉 康栄閣  ~宿泊編

手打沢温泉 康栄閣 ~宿泊編 

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山梨県の旧中富町にある鉱泉宿です。目立った看板がないので、つい通り過ぎてしまいそうになりました。外観は少々鄙びた民家風ですが、玄関エントランスに入ると確かに旅館風な建物になっていました。 

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今回宿泊したのは2階の一番手前のお部屋。4畳と6畳の2間続きの和室でした。トイレ,洗面所は共用になっています。 

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部屋は古く,時々元気な虫達が遊びにくるので、清潔好きな人には不向きかと思います。 
部屋にはTV,エアコン,扇風機,電気ポット,お茶セット,衣紋掛け,テーブル,蚊取ブタ,浴衣等が備えてありました。
貸しバスタオル,貸し手ぬぐいは脱衣場に,ハブラシは洗面所に用意してあります。

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廊下の本棚には本がいっぱい置いてあります。冷蔵庫は共用で使用できるようです。

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廊下には何故か得も言われぬ臭気が漂っていたので、臭いのする方へ歩いてみると、突き当たりの部屋(トイレ)が限りなく怪しい。
避けては通れない部屋なので 意を決して扉を開けてみると、間接照明にクマのぬいぐるみ等が置いてある可愛らしい雰囲気のトイレでした。窓が開いており、問題の臭気源はこの外にあるようです。 

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窓の外には小屋があり、鶏が平飼いされていました。慌てて窓を閉めましたよ。風向きによっては鶏糞臭が館内に入ってくるようなので注意が必要です。
すぐ隣の小屋では黒い犬が飼われており、窓から覗いている私に気が付いたようでワンワンと吠えています。
後で女将から聞いたのですが、近所に甲斐犬のブリーダーが住んでおり、大きくなりすぎた子犬の処分するというので譲り受けたそうです。
親犬が一匹,その娘犬は四匹いるそうで、ちゃんと番犬としての仕事をしているようです。

【夕食】

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夕食は部屋食となっており、できたてのアツアツを運んできてくれます。
この日の献立は茄子田楽と 自家製新鮮卵のプリッと食感の茶碗蒸し,天ぷら(長芋磯辺揚げ,豚肉のアスパラ巻き揚げ,ししとうの素揚げ),三つ葉とエノキ茸のお浸し(もろみ味噌風味)。 

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みぞれ鍋(豚肉,三つ葉,エノキ茸,椎茸に大根おろしがたっぷりと)はポン酢でいただくのであっさりとしていて旨いです。女将に作り方を教えてもらいましたが、簡単なので家でも作ってみたいです。 

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適度にサシが入った柔らかい馬刺しはしょうがおろしでさっぱりといただきます。
ブリと野菜の蒸しものはこっくりとした醤油味でご飯に合います。
わかめと豆腐の味噌汁は熟成された味噌を使用しており、やや甘めの味付けですが コクがあって美味。料理全ての味付けが良く,美味しかったです。我々にとっては量も丁度良かったですが、若い人や殿方には足りないかも知れません。

ただし家内制手作業?のためか、なかなか食事進行は遅かったです。夕食は18:30~の予定だったのですが、食事が並び始めたのは19:10頃から。食事が全部揃ったのは20:20だった(゜д゜; 

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夜には女将と息子さんが布団を敷きにきてくれました。掛け布団がタオルケットだけというのは珍しいですが、タオルケット大好き人間の私には無問題。会社勤めの息子さんですが、たまにしかない休日に 宿の仕事も手伝っているようです。

気さくで話好きの女将が、この宿を始めるまでのお話を色々教えてくれました。
元々は大阪に住んでいたが、田舎暮らしがしたくて 温泉付きの物件を探していたら、不動産屋さんからこちらの物件を紹介されたそうです。
廃業して10年間空き家だった温泉旅館を購入し,生活し始めると、ご近所の かつての常連さん達から「お風呂に入れて欲しい」と言われ、「どうせ何人入っても同じだから。いいですよ。」と受けるようになったらしい。
すると「できれば送迎もして欲しい」「何か昼食を出して欲しい」と頼まれるようになり、応じているうちに 「営業を始めたんだって?」という噂が立ち、あれ?と思っているうちに「法事に使いたい」「親戚を泊めたい」等のお客が増えて、気が付くと宿になってしまったとのこと。
湯質の良さで近隣の方々に愛されちゃっている温泉のようです。

【朝食】

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朝食も部屋まで運んでもらえます。こちらの朝食のメインは 名物の「卵かけごはん」。それ以外にも煮物(ごぼう,人参,蒟蒻,筍,椎茸,厚揚げ),きんぴらごぼう,冷奴の小鉢,香の物が付くヘルシーなメニューです。

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お膳を運んでくれたご主人が食べ方をレクチャーしてくれます。まずはご飯にだし汁をたっぷりとかけます。別皿には5種類の薬味(鰹節,漬物,じゃこ,ごましお,小葱)が用意されていますので… 

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それらをザバッと豪快に投入し、よく混ぜます。そしてその上に卵を2つ割り入れましょう。
こちらのお宿で平飼いしている採りたての新鮮卵は、黄身が薄めのレモン色をしているのが特徴です。

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それをまぜまぜしたら出来上がり。ちょっと汁だくの卵かけごはんですが、薄味でだしがきいた関西風の味付けなので、雑味のないあっさりとした黄身の旨味が味わえて すごぶる美味です。

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帰りには産みたて卵を1パック,お土産で持たせていただきました。家に帰ってから こちらの卵かけごはんの真似をしていただきましたが、とても美味しかったです。

帰り際に女将が、「ちょっと待ってて」と言って宿に戻り、持ってきたのは「焼ほたて 貝ひも」。「長持ちするから,運転しながら食べて~」とのこと。わーい(^0^)/貝ひも大好き~。
潔癖症の人や 時間に厳しい人には不向きだと思いますが、家庭的な雰囲気と もてなしの心が嬉しい温泉宿でした。
 

→ お風呂編につづく

    

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西山温泉 湯島の湯

西山温泉 湯島の湯

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山梨県早川町の西山温泉にある比較的新しい温泉施設です。 山間の学校跡地に建てられ、入浴施設の他に コテージがあり宿泊することも可能です。 

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広々としたウッドデッキの奥に受付があり、こちらで料金を支払います。貴重品がある場合はこちらにあるコインロッカーを使用すると良いでしょう。 

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浴室へ向かう途中に、屋根付きの渡り廊下を兼ねたウッドデッキがあり、こちらで休憩,待ち合わせができます。
脱衣所は木材をふんだんに使用しており、ロッカーや靴箱の色,形等オシャレなデザインになっています。 

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脱衣所の先には2つ扉があり、右の扉を開けると 露天風呂へ向かう屋根付きの廊下があります。(浴槽は2つありますが両方露天風呂になっています。)

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手前にある檜風呂は10人程が入れる大きさで湯温43℃の浴槽です。
屋根付きなので雨の日でも安心です。ちょっと熱めの適温で、山間の涼しい風に当たりながら入浴するには丁度良いです。 

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無色澄明で卵系硫黄臭味のまろコク味,ぬるつるした浴感があります。艶やかで鮮度が良い印象です。
内部まで贅沢に檜を使用しているので、お湯とともに肌触りの良い浴槽を楽しみました。
湯口が2つ並んであり、ドボ×2とお湯が注がれ掛け流しされています。湯口の上にはコップが置いてあり、飲泉も可能のようです。 

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その奥には もう1つ浴槽があります。上には葦簀がかけられた即席屋根がありますが、屋根足の鉄パイプは固定されていない(土台コンクリのくぼみに引っ掛けているだけの)ため安定性が悪く,手摺り代りに使用しない等の注意が必要です。 

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巨石をくり抜いて造られた浴槽は2人程が入れる大きさ,湯温42℃となっており、よく磨かれた石のツルリとした感触が気持良いです。ただし、水にぬれた石材はツルリと滑りやすいので、出入りする際には滑って転倒しないように注意が必要です。
この浴槽の形は、この周辺の名物品,硯をイメージしたのかしら?深読みし過ぎか。
こちらの湯口にもコップが置いてあり飲泉可能のようです。 

最初のうちは つるぬるとした浴感でしたが、長い時間浸かっていると すべキシの浴感に変ってしまいました。つるつるの素となる 古い角質の在庫がなくなってしまってかも知れません。

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浴槽の周囲には芝生が植えられ,ベンチなども置かれており、公園みたいな環境です。緑の山々に囲まれ,渓谷を流れる川を眺めながら、気持のよい時間を過ごすことができました。 

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脱衣所の左側の扉を開けると洗い場があります。縦長ですが 3面窓なので広く感じます。床が土間コンで、ちょっと独特な造りになっています。 

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洗い場にはお湯が流れている木製の樋があり、こちらからお湯をくみ上げて使用するシステムになっています。木材を贅沢に使用した、山里の風情をオシャレに演出した施設で、鮮度の良いつるつる湯を堪能しました。 

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浴室の水飲み場や脱衣所の洗面所のシンクが陶器製なのもオシャレです。外には飲泉所がありましたが、お湯が出ていませんでした。
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:アウトドア施設併設型 つるつる露天系温泉
ようござんす度:A(自然の中の小洒落た施設。)

****  施設データ *************

西山温泉 湯島の湯
住所:山梨県南巨摩郡早川町湯島
源泉名:西山温泉 湯島の湯
泉質:Na-硫酸塩・塩化物泉,42.3℃,pH9.7,成分総計:1.1707g/kg
電話番号:0556-48-2468
営業時間:10:00~18:00 (7~8月: ~19:00) 木曜休
料金:\500        

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奈良田温泉 奈良田の里温泉

奈良田温泉 奈良田の里温泉

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山梨県早川町には山里の小さな温泉地が点在しており,いいお湯が多いです。今回は未入湯の奈良田の里温泉へ行ってみました。
県道沿いのお寺さん「外良寺」との共同駐車場に車を停めて、坂道を徒歩で上ります。 

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小さな集落の中の のどかな道ですが 結構な急傾斜で、日頃の運動不足がたたって息が上がってきます。傍らに建つ小屋の屋根が、道沿いに切りそろえられているのが微笑ましい。 

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坂道の折り返し地点にある石垣の上に、目的の施設がありました。外観は大農家の古民家風で貫録のある佇まいです。 

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入り口にある受付で料金を支払い中へ。天井が高い広々とした土間コンクリのエントランスが渋いです。食堂や売店を通り抜け浴室へ向かいます。 

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細い廊下を抜け,渡り廊下を通って、離れの浴舎へ向かいます。 

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浴舎も木造の立派な佇まいです。「女帝の湯」という看板が掛けられていますが、これは奈良時代の女帝が奈良田のお湯で病を治したという言い伝えから、この名が付けられたとのことです。
脱衣所も広々としており,木造の落ち着いた雰囲気。銅色のシンクも渋いです。 

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浴室内は木材が贅沢に使用されており,とても落ち着いた雰囲気ですが、風通しがなく熱気がこもっているのが難かな。
2つに仕切られた檜浴槽は、向かって右側は5~6人程が入れる源泉槽で湯温は40.5℃,左側は9人程が入れる38.5℃の浴槽になっていました。

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源泉槽には湯口があり、トポトポとお湯が注がれています。そしてそのオーバーフローが隣の大きな浴槽に注がれるシステムになっています。
ほぼ無色澄明(微白濁),卵系硫黄臭味,まろ塩味があり、つるぬるぬる感がかなり強い(つるつる度③)です。湯口付近では気泡が多く浮遊していましたが、肌にはそれ程付着しませんでした。
大きい方の浴槽は、入浴客が多かったせいか 鮮度は良くありませんでしたが、ぬるぬる感は更に強く感じました。
洗い場は浴槽の対面に3つ,側面に3つあり、対面側のカランは真湯使用ですが,側面のカランには源泉が使われているようでした。つるつると肌触りが良く,おそらくここのお湯が一番新鮮だと思われます。 

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有料でお座敷の休憩室があり、湯あがりにゆっくりとくつろいでいるお客さんが結構いました。
屋外には庭のベンチ等で無料休憩するスペースがあります。冷たい湧水を飲める場所もあるので、風呂上がりの水分補給に最適かと思います。

 
****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:山間の入浴施設型 つるぬる系温泉
ようござんす度:A(山里の個性派温泉。)

****  施設データ **************

奈良田温泉 奈良田の里温泉
住所:山梨県南巨摩郡早川町奈良田486 
源泉名:奈良田の里温泉
泉質:Na-塩化物・炭酸水素塩泉,42.0℃,pH8.5,湧出量:6.6L/min(自噴),成分総計:1.7658g/kg
電話番号:0556-48-2552
営業時間:9:00~19:00 (12~3月: ~18:00) 水曜休,年末年始休
料金:\500  

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十谷上湯温泉 源氏の湯 ~混浴露天編

十谷上湯温泉 源氏の湯 ~混浴露天編

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エントランス奥を左側に曲がると、露天風呂へ向かう裏口があります。  

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混浴ですが、出入り口近くに入浴用の浴衣が置いてあるので安心です。整備された遊歩道を歩いて露天風呂へ向かいます。

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川沿いの景色を楽しみながら歩いていると大きな吊り橋がありますので、これを渡ります。 

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結構長い橋で、上手に歩かないと揺れて怖いです。大きな岩がごろごろしているワイルドな渓谷は 水の流れに勢いがあり,大自然の中にある秘湯気分を味わえます。

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渡り切ってから気が付きましたが、「吊り橋は一人ずつ渡って下さい。」という注意書がありましたよ。苔むした岩が転がっているちょっと荒れた道を進むと脱衣所が見えてきます。 

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脱衣所は山小屋のような外観で、男女別になっています。内部は脱衣棚があるだけの小ぢんまりとした造り。脱衣棚の形が変わっており、逆三角形の方の棚は使いにくかったりします。 

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外の通路の壁には菅笠が掛けてあるので、雨の日も安心ですね。右手に滝を眺めながら露天風呂へ向かいます。 

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露天風呂は25人程が入れるワイルドな岩風呂で、湯温は42℃の適温になっていました。 

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湯口からはお湯がドバドバと注がれて掛け流しになっています。ほぼ無色(薄茶帯)透明,温泉鉱物臭味,まろ塩味,エグ苦味のあるお湯で、つるすべキシっとした浴感があります。鮮度が良く,ポカポカとよく温まるお湯で、汗がなかなか引かなくて困ります。
自然に囲まれ,滝や渓流を眺めながらの入浴は気持良いものです。

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もう1つの浴槽は大岩の下のスペースにあります。円形の5~6人程が入れる大きさで、冷たいお湯がドバドバと注がれて結構な量が掛け流されていました。
28℃の冷たい浴槽なので、温冷交互浴が楽しめました。

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洞窟風呂のような雰囲気でしっぽりと収まりの良い浴槽ですが、天井の大岩を支えているのが 太めの丸太1本のように見えるワイルドなもので、地震がきたら崩れ落ちてくるんじゃないかとドキドキしながらの入浴でした。 

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この後、若いカップルが浴衣を着て現れました。外国人の彼氏さんが最近温泉にハマっていて、温泉巡りをしているとのこと。冷たい浴槽に驚いたりして楽しそうでしたねー。
外国の方や混浴初心者も楽しめるので、入浴用浴衣も悪くないなと思う露天風呂でした。(ただ、浴衣が もう少しわかりやすい場所に置いてあれば良かったかなあ。私ゃ帰り際に気が付いたよ。)

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:山奥の秘湯宿型 混浴露天系温泉
ようござんす度:A(大自然の中のワイルドな露天風呂。)

****  施設データ **************

十谷上湯温泉 源氏の湯
住所:山梨県南巨摩郡富士川町十谷4249
源泉名:岩井温泉 第一泉源
泉質:Ca・Na-塩化物泉,31.3℃,pH8.6,湧出量:88.8L/min(動力揚湯),成分総計:4.5476g/kg
電話番号:0556-27-0224
営業時間:11:00~16:00 (要確認) 
料金:\1000     

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十谷上湯温泉 源氏の湯 ~内湯編

十谷上湯温泉 源氏の湯 ~内湯編

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山梨県富士川町の山中にある秘湯です。国道52号線から看板に従って脇道に入り,どんどん狭くなる道にドキドキしながら進むと、敷地入口の門が見えてきました。やや鄙びた,風情ある外観の宿です。
 
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純和風な渋いエントランスを上がると左側には混浴露天風呂が,階段を上ると男女別の内湯があります。帳場で受付を済ませて早速浴室へ向かいます。

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男女別内湯は、「ながめの湯」と「ぶんぶくの湯」の2箇所があり、日替わりで使用しているようです。訪問時は女湯が「ながめの湯」だったので、更に階段を上って浴室へ向かいました。   

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浴室は壁の二面が大きな窓なので、渓谷の風景を一望できます。成程「ながめの湯」の名にふさわしい浴室です。

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浴槽は3つに区切られており,向かって左側は源泉が注がれた32℃の浴槽で、5人程が入れる大きさ。右側は5人程が入れる42℃の加温浴槽,中央は8人程が入れる大きさの加温浴槽で、右側浴槽のオーバーフローが流れ込んでいました。 

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適量が注がれ,ちゃんと掛け流しされています。温泉鉱物臭味があり、つるすべキシっとした気持ちの良いお湯でした。 
窓の外には混浴露天風呂へ向かう吊り橋が見えます。窓の下の方には必要最低限の目隠しがあり,景観を損ねず外からも見られにくい工夫がしてあるのが良いですね。
渓谷美を見下ろすことができる景色の良い内湯でした。

→混浴露天編へつづく

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