湯ヶ島温泉 湯本館

湯ヶ島温泉 湯本館

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伊豆の湯ヶ島温泉にある創業明治5年の老舗旅館です。川端康成さんが「伊豆の踊り子」を執筆した宿ということでも知られているそうです。建て増しされており、建物には老舗の風情があまりありませんが、閑静でしっとりとした雰囲気です。

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玄関ホールは木材を多用した落ち着いた雰囲気で、帳場には飾り障子が施されていました。
立寄り入浴をお願いすると「露天は洗い場がありません。内湯も入られますか?」と訊かれたので 「はい」と答えると、「内湯は女性用が工事中なので。男性用を一緒に使ってもらえますか?」とのことで、露天\500,内湯\800,貸切料として別に\1000を徴収され、事前情報よりも随分と高価な入浴になってしまいました。

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館内の狭くて鄙びた雰囲気の廊下が 老舗らしくて良いです。玄関ホールから入った正面のガラス戸を開けると広いロビーがあり、露天風呂へは こちらの大窓からサンダルに履き替えて外に出ます。 

【露天風呂】 

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外に出るとテラスのようになっていて、湯上がり休憩に最適です。こちらから渓流沿いに下りて小路を歩くと、小屋掛けの脱衣所が見えます。 

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木造で風情のある脱衣所の窓からは狩野川の清流と、お目当ての露天風呂を望むことができます。

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河畔に間借りするようにしてある露天風呂は、野湯のような雰囲気ですが、目隠し用の御簾や 苔生した岩が配置されており、整備された純和風の趣きもあります。
10人程が入れる岩風呂には屋根がなく、この素敵な景観を思う存分楽しめるようになっています。
さらりとした無色澄明のお湯は42℃と適温で、ドボドボと掛け流しになっています。
川風に吹かれながら、いつまででも入っていられます。これは絶景の露天風呂と言って過言ではないでしょう。 

  

【内湯】

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今回、男湯を貸切状態で使用させて頂きました。浴室は階段を結構下りた先に脱衣所があります。 

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浴室は曇ガラスで外は見えませんが、大窓からの採光で明るい雰囲気です。広めの浴室には5~6人用の小ぢんまりとした浴槽が1つあるシンプルなものです。
湯温は41℃の適温で、湯量を絞りながらドボっと掛け流しされています。湯口には白色結晶の析出物が付着していました。無色澄明,ほぼ無味無臭,微かに芒硝のような硫酸塩味のあるクセのないお湯でした。
あの露天風呂が\500で,こちらの内湯が\800であることを考えると、髪を洗いたい等の特別な理由がなければ 立寄り入浴は露天風呂だけで充分ではないかと思いました。 
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪
総括:老舗温泉旅館型 露天風呂最高系温泉
ようござんす度:A(絶景の露天風呂。)

****  施設データ *************

湯ヶ島温泉 湯本館
住所:静岡県伊豆市堂ヶ島1656-1
源泉名:西平泉 湯ヶ島29号
泉質:Ca・Na‐硫酸塩温泉,46.8℃,成分総量:1.146g/kg
電話番号:0558-85-1028
営業時間:12:00~15:00
料金:露天\500,内湯\800,貸切料\1000 

 

【湯道】

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湯ヶ島温泉にある散策路で、昔の村人が共同浴場に通う為の道だったそうです。この緑豊かな石畳の坂道を下って、湯ヶ島の温泉街へ向かうのもオツです。
渓流のせせらぎを聞き、爽やかな風に吹かれながらの散歩はとても気持が良いです。 

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サルノコシカケ科の茸に占拠されている古木があったり、可愛らしいギンゴケのコロニーがポコポコと生えていたり、自然観察もできます。
途中、飲泉所もあるのでこちらで水分補給をすると健康になれそうですね。 

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道の傍らには用水路が流れており、鄙びた風情のある小路になっています。温泉街に近づくと、建物の屋根と同じ高さに道があるので、ちょっと面白い光景になっていました。

   

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雲見温泉 露天風呂

雲見温泉 露天風呂

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伊豆には無料で入れる露天風呂が点在しており 大体は入浴済ですが、こちらの露天風呂は未入湯でした。
入口の看板によると、使用期間は6月中旬~9月中旬ということですが、折角近くに来たので ちょっと見学に行ってみました。 

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道路から細い脇道を下っていきます。獣道のように路面が悪く,傾斜も急なので注意が必要です。 


  

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物置風の建物と 海が見えてきました。温泉のポンプ関係の小屋でしょうか。 

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海岸際に到着すると、簡素な四角いコンクリートの建物が見えます。実家の近くにあった勇払原野に点在していた防空壕のような佇まいです。中は脱衣所ですが、脱衣棚のスペースは小さく,スノコを敷いた通路が大部分を占めていました。 

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脱衣所を出ると、屋根なしのワイルドな岩コンクリのお風呂がありました。浴槽は空だと思っていましたがお湯が入っており、湯温は37.5℃。体温よりもわずかに高い温度でした。 

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わーいヽ(´▽`)/ 温いけど入れない温度ではありません。お湯の鮮度も悪くなさそうなので、ちょっくら失礼して お湯に浸かってみることにしました。浴槽にはコケが多量に付着しているので、滑って転ばないように注意が必要です。

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崖に囲まれた小さな入り江にある露天風呂は すぐ目の前が海で、自然との一体感がすごくあります。7~8人くらいが入れる浴槽で、ほぼ無色澄明,激塩辛味+苦味で後味に渋味が残ります。かなり濃厚な塩湯で、さらすべした浴感がありますが、湯上がり後は若干のベタツキ感が残ります。

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湯口からはドバドバとお湯が注がれ、湯尻から同量の湯が掛け流されていました。湯温が低いので、夏向きの温泉だと思います。混浴ですが基本,要水着とのことですので準備をお忘れなく。

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪♪
総括:無料露天風呂型 激塩湯系温泉
ようござんす度:A(岩場の夏用露天風呂。)

****  施設データ *************

雲見温泉 露天風呂
住所:静岡県賀茂郡松崎町雲見387
源泉名,泉質:成分表の掲示なし
電話番号:雲見温泉観光協会 0558-45-0844
営業時間:冬期休業(9月中旬~6月中旬) 入浴自由
料金:入浴無料 

 

「トンボロ現象」見学失敗のご報告

100_6876_512_2堂ヶ島の瀬浜海岸で見られる、干潮時に島と陸続きになる現象です。しかし、干潮時間の数10分前に訪問しましたが、待てど暮らせど陸続きにならず(u_u。)
潮見表を確認すると 干潮時でも潮高50cm以上では地面は現れないとのことで、まんまと失敗。季節によっては月に数日しか見れない場合もあるようで、事前に調査・確認する必要があります。(→堂ヶ島・潮見表)   

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峰温泉 花舞 竹の庄 ~お風呂編

峰温泉 花舞 竹の庄 ~お風呂編

【2階 檜風呂】

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2階の檜風呂は時間で男女交替制になっています。小ぢんまりとした脱衣所は扉無しで 浴室とつながっています。 

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2面の格子窓,タイル細工のモダンな壁,伊豆石をふんだんに使用した床,竿縁天井、どれをとってもかっこいいヽ(´▽`)/ 

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欄間風の湯気抜きも素敵ですが、ちょっと通気性が良すぎるかもw 冬場の夜間は寒いっす。出窓風の格子窓には等間隔に変木の柱が立っており、昭和初期の凝った建築意匠を眺めながらの入浴が楽しめます。

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5~6人が入れそうな丸太縁の檜風呂です。無色澄明,ほぼ無味,重曹・芒硝系の香りがあるキリッとしたお湯です。
湯温が44℃~44.5℃と高く,写真撮影で時間が経って体の芯まで冷えていた体には、ビリビリとした刺激的な浴感があります。
しかし、このビリビリ感は何度入っても慣れず、ずっと継続します。アチ湯のため 長時間浸かっていられませんので、体を冷ましながら 何度も入浴しました。

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浴槽の縁が床面よりもやや高く,足腰の弱い人にはちょっと大変なのと、湯面が低く,座高の高い人は肩まで浸かれないのが難ですが、この雰囲気とお湯を考えれば無問題です。
源泉は敷地のすぐ隣にある大噴泉で、湯口の樋からはドバドバとお湯が注がれており、お湯の鮮度も抜群です。朝は男湯になってしまうので、後悔しないように じっくりと入浴をしていたら、気がつくと1時間以上入っていましたw
仕切りの向こうには もう一つ浴室がありましたが、こちらは使用されていませんでした。でも壊れているわけではなさそうなので、大切に使って 末永く在り続けて欲しいです。
 

【大浴場】

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1階にある大浴場は、早い者勝ちで使用できます。脱衣所の入口には現在の使用状況を明示する看板があり、入浴する際はナショナルのスイッチを入れて電球が点けます。「女子入浴中」または「男子入浴中」の場合は 同性の人が後から入ることができ、「家族入浴中」にすると貸切使用となります。
この日は我々以外にもう1組しか宿泊客がいなく、気兼ねなく貸切状態で利用できました。

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横長のシンプルな脱衣所はやや鄙びた感がありますが、綺麗に使用されています。
浴室はあまりに湯気が多かったので、窓を開けて湯気を逃がしてから写真撮影を開始しました。
伊豆石の床に鮮やかな青色タイルの浴槽が2つあります。  

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向かって右側の浴槽は10~12人くらい入れそうな大きさで、湯温は41~42℃とやや温めの適温です。無色澄明,芒硝系の香りとピリッとした鉱物味があります。さらすべした浴感の柔らかいお湯で、2階檜風呂のビリビリとした刺激的な浴感とは全然異なる印象です。同一源泉が使われているようなので、湯温によるものでしょうか?
向かって左側の3人程用の浴槽は、20℃の水風呂でした。     

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右側の温泉浴槽の湯口には白色結晶物が付着しており、さらさらとお湯が注がれていました。湯尻からは  お湯が常にかけ流されて、床を洗い流していました。 

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内湯にある大窓を開けると露天風呂があります。
立派な屋根付きの庭園風岩風呂で、湯温は42℃と適温でした。
奥の湯口からはトドボドボとお湯が注がれています。 

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広々とした岩風呂で頭を冷やしながら ゆっくりと入浴しました。やはり2階の檜風呂のお湯とは全然印象が違いますね。できれば朝にもう1回,檜風呂の力強いお湯に入りたかったなぁ。檜風呂の方も入浴状況の明示板を作って頂いて、空いている時は誰でも入れるようにしては いかがかしら?

立寄り入浴は\1000とちょっとお高めですが、立寄って損はない温泉旅館だと思います。でも、宿泊した方がもっとお得かと思います。素泊り\6000でこのお湯,この風情は なかなか味わえるものではありません! 日常生活の煩雑な出来事から離れて しっとりとした時間を過ごしたい時に、また訪れたい宿です。
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:老舗素泊り旅館型 鮮度良好系温泉
ようござんす度:S(建築意匠と新鮮な湯を楽しむ。)

****  施設データ *************

峰温泉 花舞 竹の庄
住所:静岡県賀茂郡河津町峰487
源泉名:峰の大噴泉
泉質:弱食塩泉,100℃,pH8.6,成分総計:2.288g/kg
電話番号:0558-32-0261
宿泊:素泊り \6000(税込\6430)/人 (2名1室の場合)
日帰り入浴 営業時間:15:00~18:00  料金:\1000

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峰温泉 花舞 竹の庄 ~お部屋編

峰温泉 花舞 竹の庄 ~お部屋編

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さて、今回宿泊するお部屋「曙」です。暖簾がかかった階段は、この部屋に行くためだけの専用階段です。 

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和室8畳にゆったりめサイズの広縁があります。年季が入ったお部屋ですが、メンテナンスや清掃が行き届いたおり、落ち着つける空間になっています。座椅子には肘掛けもあり、ちょっとリッチな気分♪

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書院造の和室で、床の間にはさりげなく生花が活けてあるのが嬉しいです。

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次の間は広々と4畳もあり、扇型の壁抜き欄間が印象的です。ちなみに襖絵や トイレの個室の取っ手も扇型でした。
昔ながらの衣紋掛けの下には みだれ箱があり、バスタオル,手拭い,浴衣,足袋ソックス,歯ブラシなどが用意されていました。鏡台も純和風です。
脇床には金庫,お茶セット,電話があり、TV,エアコンも完備されています。(この金庫、土肥温泉の屋形共同浴場に 2段重ねで置かれていた貴重品ロッカーと同じだ…)

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階段の横には部屋付きの洗面所などの水回り系があります。洗面所はタイル貼りで爽やかな感じ。火災報知機と消火器も部屋専用に用意されています。 

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部屋付きの檜風呂がありましたが、こちらは使えるのかしら?お湯は温泉なのかしら??大浴場などに心を奪われて、確認するのを忘れてしまいました(;ω;)
トイレは小便器の奥に個室トイレがあり、こちらも純和風。こんな所まで竹製の腰壁が施されています。和式の水洗トイレですが、上にタンクがあり 紐を引いて水を流すレトロな代物です。 

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素泊り宿泊のため、食事をしに外出して戻ると布団が敷いてありました。部屋の障子は 下の部分がもち上がる 雪見障子になっています。 

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翌朝はいい天気で、広縁にて庭を眺めながら ゆっくり寛ぎました。窓のシンプルな木造手摺りも素敵です。

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窓の外には広々とした庭園が見られますが、この日は庭のメンテナンスのため池の水が抜かれていたのがちょっと残念。池があったら また違う景色だったのでしょうね。
広縁の側面には飾り障子の丸窓があり、ロビー周辺の廻り廊下などを眺めることができます。

建物編はこちら

お風呂編はこちら

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峰温泉 花舞 竹の庄 ~建物編

峰温泉 花舞 竹の庄 ~建物編

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峰温泉の源泉,大噴湯の隣にある、昭和7年創業,数寄屋造の老舗旅館です。

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玄関のレトロなガラス戸を開けると、格式のある格天井と,モダンな洋風照明が印象的な玄関ロビーがあります。 

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使い込まれた木造の建築物は、正面には桜の変木柱や飾り障子がある和風の拵えですが、床や階段には大きな花柄の絨毯がモダンに敷かれ、和洋折衷の風格ある玄関ロビーになっています。
和服をピシッと着こなした女将さんが玄関で丁寧に出迎えて下さいました。庶民の私には あまり味わったことのない高級感があります。

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衝立の向こうにはロビーがあり、ソファーやカウンター席が配置されています。

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ロビーの入口には透かし彫りの欄間が飾られていました。帳場もカッコイイです。 

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廊下に面した大広間の市松襖も渋い色で素敵です。
女将さんが優しい物腰で 部屋まで案内して下さいました。「建物が素敵ですぅ」と伝えると、「2階のトイレの拵えがちょっと凝っているので、時間があればご覧頂ければ」と教えて頂きました。部屋で荷物を下ろしたら早速館内の探検です。
2階の廊下は、天井が木造山形の屋根風で,丸太の廻縁,腰壁風の竹が施されています。

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広々としたトイレは小便器周りの黒&黄色のタイルが残念ですが、矢羽根の網代天井と,網代で富士山をあしらった竹の大きな衝立,変木のアーチが印象的です。衝立の奥には個室便所があります。 

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飾り障子の丸窓から外を見ると、灯りがついた風情ある檜風呂の窓が見えました。(これはお風呂編にてご紹介します。) 

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翌朝のロビーの風景です。大窓の外にはガーンと広がる日本庭園があり、テーブルの下はガラス張りになっています。

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実はこのロビーは、池の上にせり出すように建っていて、ガラス張りの床から泳ぐ鯉などを眺められる趣向になっています。
しかし、訪問した日は庭のメンテナンスをおこなっており、池の水を抜いての大掃除中でした。 

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チェックアウト前に庭を散策してみましたが、広いっ。池を縦断する飛び石がありましたが、水がないので安心して歩けましたw
入母屋むくり屋根の玄関には彫懸魚があり、彫刻虹梁に獅子の木鼻,なかなか重厚なつくりです。
上の屋根にある懸魚には「三井家旅館」という文字が彫られていますが、これは創業当時の屋号だそうです。 
 

Dsc04584_512帰りには女将が玄関前までお見送りして下さいました。丁度掃除中だったらしく、白い割烹着を着ていらっしゃいましたが、記念撮影をお願いすると「これはいけない。」と言って慌てて割烹着を脱いでいましたw
以前は1泊2食付で数万円の高級旅館だったそうです。現在は素泊りのみで安価に宿泊することができますが、老舗の雰囲気や接客などの品格は損なわれていません。
何か凄く得をしたような気分で宿を後にしました。いつまでも在り続けて欲しい、日本の古き良き旅館でした。

 

お部屋編はこちら

お風呂編はこちら

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土肥温泉 弁天の湯

土肥温泉 弁天の湯

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西伊豆の土肥温泉にある共同浴場の1つで、すぐ隣には弁天様を祀った神社があるため この名称が付けられたようです。訪問時1階の公民館ではお葬式がおこなわれていたため、躊躇してしまいましたが、2階の共同浴場は普通に入ることができました。
建物はまだ新しく、脱衣場も綺麗です。脱衣場には扉が2つあり、写真正面は露天風呂,左側の扉は内湯に続いています。

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まずは露天風呂へ。建物に組み込まれた半露天風の小さな空間に、1~2人くらい用の浴槽が1つ置いてあります。1枚岩をくりぬいたという小判型の浴槽はドボっとお湯が掛け流されており、45℃とちと熱めでしたが、外気が冷たいので快適に入浴することができました。 

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内湯は5人くらいが入れる小ぢんまりとした浴槽が1つあり、湯温は42.5℃と適温でした。無色澄明でほぼ無味無臭で大きな特徴があるお湯ではありませんが、つるすべとした浴感の新鮮湯です。 

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先程入浴した屋形共同浴場と同じ混合泉を使用しており、湯口には白色結晶の析出物が付着していました。共同浴場で、この設備で\500というのは割高感がありますが、旅の途中で小ざっぱりとするのには丁度良い施設かも知れません。

 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:公民館併設共同浴場型 新鮮湯系温泉
ようござんす度:B(港が見える共同浴場。ちとお高め。)

****  施設データ *************

土肥温泉 弁天の湯
住所:静岡県伊豆市土肥61-3
源泉名:土肥温泉(混合泉)
泉質:Ca・Na‐硫酸塩・塩化物温泉,57.8℃,pH8.4,成分総計:1.727g/kg
電話番号:0558-98-1807
営業時間:10:00~21:00 (7~8月:7:00~21:00) 第2火曜休
料金:\500 

 

 

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「弁天の湯」の道路を挟んで公園がありますが、海鼠壁にバスケットゴールというミスマッチ感が良いです。こちらの滑り台は、よくある象さん型のローラー式でした。 

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象さん型となると、通常は特徴的な長い鼻で滑ることが多いのですが、こちらは波打った尻尾で滑るという変わりダネです。滑り台マニア垂涎の逸品ですな。

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土肥温泉 屋形温泉

土肥温泉 屋形温泉

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西伊豆の土肥温泉には共同浴場が4つあります。その中でも海岸沿いにある「屋形温泉」は鄙びた風情ある共同浴場です。 

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入浴券を番台のお姉さんに渡して脱衣所へ。正統派の共同浴場といった感じの脱衣場です。片隅に置いてある貴重品ロッカーは、旅館に置いてあるような金庫が2段重ねに置いてありましたw 

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浴室には4~5人用の台形浴槽が1つあり、湯温は43.5℃とやや熱めになっています。無色澄明,ほぼ無臭で 硫酸塩系甘味のある、弱いさらキシした浴感の新鮮湯でした。

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湯口の周囲には源泉枡があり、白色結晶状の析出物がびっしりと付着していました。湯口周辺の湯温は52℃と高温で、湯量を多少絞りながらも しっかりとかけ流しされています。
よく温まり、浴後しゃっきりとする良いお湯で、普段使いにぴったりのお湯だと思います。

 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:共同浴場型 しゃっきり新鮮湯系温泉
ようござんす度:B(海辺に佇む 鄙びた共同浴場。)

****  施設データ *************

土肥温泉 屋形温泉
住所:静岡県伊豆市土肥2791-21
源泉名:土肥温泉(混合泉)
泉質:Ca・Na‐硫酸塩・塩化物温泉,57.8℃,pH8.4,成分総量:1.727g/kg
営業時間:13:00~21:00,(7月~8月:10:00~22:00) 2・4火曜休
料金:\400 

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大沢温泉 大沢荘 山の家露天風呂

大沢温泉 大沢荘 山の家露天風呂

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伊豆・松崎町,大沢温泉にある大沢荘の露天風呂へ行ってきました。那賀川の畔に佇む鄙びた建物へは 専用の木造橋「山の家橋」を渡っていきます。

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外観は鄙びを超越した激シブの佇まいで痺れます。中はガラス張り,畳敷きの鄙びた休憩所があり、湯上がりのお父さん達が薄着ですっかり寛いでいました。しっとりとした静かな環境,昭和のまま時間が止まったかのような風情の中、清流を眺めながらの休憩は気持良さそうですね。 

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建物内で受付を済ませたら 露天風呂方面の扉から外に出て、男女別の浴室へ。脱衣所は木製の簡素なものですが、綺麗に使われています。

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こちらが女性用の露天風呂です。囲いがあるので景観は望めませんが、崖を背にしたワイルドな岩風呂で8人くらいは入れそうな大きさです。屋根はありませんが 大きなパラソルがあり、雨の日には宿の人が開いてくれるようです。

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以前は男女風呂間の仕切りが途中までしかなく、半混浴状態だったそうですが、現在は完全に区切られているので 若い女性も安心して入れます。 

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仕切りの中間地点には湯口があり、お湯がボコッボコッと不規則に湧き出しています。お湯は無色澄明,ほぼ無味で微かに硫酸塩系の味があります。湯温は43℃と熱めの適温でよく温まり、さらすべした浴感,柔らかく鮮度の良いお湯に癒されます。

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湯尻からはザコザコとお湯が流れ去っていきます。洗い場には陶器の桶?があり、こちらも常時掛け流しになっていました。
 

【男湯】

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男女の仕切りには隠れ扉(?)があり、鍵は女湯側にあります。我々以外にお客がいなかったので、ちょっと見学させて頂きました。女湯よりもやや広い浴槽で、こちらもワイルドです。

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手造り感のある低い石垣には簡素な洗い場が設置されており、それ越しに川なども眺めることができます。実は脱衣所を出てすぐ下の広場から男湯が丸見えなので、色々とご注意下され。
1泊素泊り\3900~で宿泊もでき、自炊も可能とのことなので、節約旅行の心強い味方になってくれそうです。

 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:川沿いの激シブ施設型 足元湧出系温泉
ようござんす度:A(激シブ施設のワイルド露天風呂。)

****  施設データ *************

大沢温泉 大沢荘 山の家露天風呂
住所:静岡県賀茂郡松崎町大沢川之本445-4
源泉名:大沢温泉 大沢8号
泉質:Ca・Na-硫酸塩温泉 46.7℃,pH8.4,成分総計:1.27g/kg
電話番号:0558-43-0217
営業時間:【5~8月】8:00~21:00,【9~4月】9:00~21:00
料金:\500

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蓮台寺温泉 松陰通り 足湯

蓮台寺温泉 松陰通り 足湯

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蓮台寺温泉の旅館 弥五平の駐車場向かいにある足湯です。コンクリート塀には、素人画伯によるものと思われる松田松陰,黒船&ペリーのペンキ絵が描かれています。すぐ近くに「吉田松陰寄寓の跡」と呼ばれる、黒船密航に失敗した際に松陰が隠れ住んだといわれる築約200年の茅葺家屋があります。

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ちょっとお湯が少なめで,やや温めでしたが、旅の途中の小休止に丁度良いです。
ガーデニング用のベンチに なまこ壁をあしらったような、手造り感満載の足湯です。

Dsc04224_512観葉植物や木彫りの小動物等が置いてあり テーマに一貫性がありませんが、有志が集まって造ったような温かさがあり、ほっこりとする足湯でした。 

蓮台寺温泉 松陰通り 足湯
住所:静岡県下田市蓮台寺
料金:無料 

 

 

  
蓮台寺温泉 旅館 弥五平 ・・・ 廃業してしまったようです。

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今回とても楽しみにしていた弥五平さんですが、門柱には鎖が張られており「私有地に付き進入禁止」の貼り紙がありました。何があったんだろう?
裏手に回ってみると、建物の一部が壊されており、コンクリートとタイルの残骸が転がっていて泣きそうになりました。どうやら廃業してしまったようです。廃業された温泉を見る度に、もっと早く訪問するんだったと後悔します。歴史ある石風呂「薬師湯」の4つに区切られた浴槽に入りたかったなあ。 

Dsc04230_512旅館の横にはジモ専の共同風呂があります。かつては弥五平所有だったそうですが、現在は一部の組合員しか入れないようになっています。
組合員しか入れないなら「松田松陰‐湯治場の跡」の看板はいらないのでは?入浴中に部外者が見学に来ても迷惑だろうし。

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峰温泉 大噴湯公園

峰温泉 大噴湯公園 ~ 足湯・指湯・まんじゅう蒸かし

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伊豆の河津町にある峰温泉は大正15年に掘削に成功し、以来湧き続けている自噴泉です。大きな温泉櫓があり、普段は湯量を絞っていますが、絞らなければ100℃の源泉が30m程も噴き上げるそうです。
温泉櫓の周辺は現在公園になっており、源泉を1時間に1度開放して、噴き上がる温泉を見学することができるとのことで、早速行ってみました。 

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公園はまだ新しく、温泉街おこしのためにお金をかけて作られたような雰囲気です。もうちょっと使い込まれてくると自然な感じになるのかな。縦長の敷地で 結構広々としています。
奥に大きな源泉櫓が建っており、湯気がふよふよと出ています。

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噴き上げ時間までは まだ時間があったので、温泉たまごを作ってみました。売店でたまご(2個\100,お塩付)が売っているので、底にちょっと割れ目を入れてから お借りした籠の中に入れて専用浴槽へ。こちらで10~15分放置します。 

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売店横には,中央に小さな浴槽がある「保温卓」と呼ばれるテーブルがあり、缶入りの おしるこ,甘酒,おでん などを温めて頂くことができます。お湯はじゃんじゃんと掛け流しになっていました。 

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大噴湯が良く見える場所には、「ホットベンチ」という名称のベンチがあります。座ってみると…あったかいです!座る箇所はステンレス製で、その下の槽には源泉が流れ,掛け流しになっています。酢ヶ湯温泉近くにある「まんじゅうふかし」みたいなものでしょうか。源泉を使用した色々なアイテムがあり、ちょっと楽しいです。

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源泉櫓から一番遠い所には屋根付きの足湯もあり、なかなか良い湯加減です。多少待ち時間が長くても退屈しません。
源泉櫓からの噴き上げは9:30~15:30まで1日7回,1時間おきに1分間程噴き上がります。 

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そろそろ噴き上げの時間です。公園内には色々と教えてくれる親切な おじさま,おばさまが複数人おりますが、スタッフの方でしょうか?ご近所さん?お客さんでしょうか? 「公園から出て、源泉櫓の裏側に回ると虹が見えるよ。」と教えて頂き、他のお客さん一緒に大移動。温泉櫓の横を横切ると、わーっ上からお湯の粒が降りだした!急げぇ!!
確かに大迫力。結構な高さまでお湯が上がっているので、落ちてくるまでには湯温が下がっていますが、それでも熱いっちゃ熱い。虹も見えてちょっとラッキーな気分にもなります。

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時間が来たので温泉たまごを引き上げにかかります。しばらく見ないうちに籠が沢山入ってます。近くにある”冷やし水”の水槽でたまごを冷やして出来上がり。

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茹で時間が10~15分ということなので、中間の13分間お湯に入れたところ、イイ感じの半熟状態で美味でした。
イメージキャラクター「フントー君」の石像もあります。頭のてっぺんには 大噴湯している源泉櫓があるのがラブリーです。 

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公園駐車場の隣は、本日宿泊予定の「花舞竹の庄」のお庭です。こんなに源泉に近い宿ということは、お湯を期待しても良いって事ですよね?それにしても随分広い庭だなあ。 

 

峰温泉 大噴湯公園
住所:静岡県賀茂郡河津町峰446-1
電話番号:河津町観光協会 0558-32-0290
営業時間:9:00~16:00 火・金曜休
入場料:無料

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