那智勝浦温泉 らくだの湯

那智勝浦温泉 らくだの湯

100_8151_512勝浦温泉の大型ホテル「越の湯」が所有する名物風呂ですが,運営管理はこちらの「清丸渡船」で行っています。

らくだの湯までの渡船の他,磯釣り,ホエールウォッチング等もやっているそうです。

らくだの湯までは お客さんが2人以上集まると,1時間間隔くらいで船を出してくれます。

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店の前に漁船風の船が繋留されており,船頭さんが先端に付いているゴムタイヤを岸壁に押し付けるようにしてくれるので,容易に船に乗り移ることができました。

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船長の娘さんが手馴れた風に舵を取り,颯爽と海を進みます。「紀の松島」と呼ばれている海岸沿いの奇岩などを眺めつつ5分程クルージングを楽しんでいるうちに,お目当てのらくだの湯に到着しました。

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乗客が降りたら,船は去っていきます。約1時間後に迎えの船が来るまでは帰ることができません。この隔離された非日常感が良いですね。
お風呂の他には 脱衣小屋と屋根付きベンチがあるだけです。トイレや自販機等は一切ありませんので陸にいるうちに済ませておく必要があります。

このお風呂は混浴で,浴衣,水着を着用する必要があります。浴衣は無料で貸して貰えますので,乗船前に調達しましょう。
女性用は薄手の甚平みたいな浴衣で,男性用は薄手のトランクスのような浴衣でした。

100_8173_512_2「らくだの湯」は,名前の由来でもある奇岩「らくだ岩」の目の前にある,絶景の露天風呂です。

この時の入浴客は我々以外に 東京から来たという熟年のご夫婦2人のみだったのでゆっくりと湯浴みを楽しみました。

時々小型の観光船がらくだ岩を見学しに近くまで来たりします。 

  

100_8175_512_2崖と海の間の狭い岩場に2つの浴槽があり,崖の上の方から注がれる温泉が 結構な量かけ流しになっています。浴槽から溢れたお湯はそのまま海に流れ去り,自然の中の露天風呂を満喫できます。

お湯はほぼ無色澄明,卵臭味,アイボリー膜状の浮遊物が多くあり,鮮度の良いつるすべとした浴感で 非常に気持ちの良いお湯でした。

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100_8192_512100_8212_512 お風呂に入りながら海面を眺めていると,稚魚の集団が広がったり縮まったりして泳いでいました。水温が温かく波が穏やかなので過ごし易いのかな?

船着場から湯舟へ向かう途中にはちょっとした洞穴もあり,環境,お湯ともに素晴らしい温泉でした。

  

  

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「清丸渡船」には犬がたくさんおり,戸外には目つきの鋭い大きめな犬が4匹。ちょっと近寄り難い雰囲気の犬さん達でした。
でも事務所内にいる小さいの2匹。特に黒い甲斐犬の子犬がスゲーかわいい。
好奇心旺盛なのに 吠えないし,我々の手と間違えて自分の前足をずっとかじっていたよ(笑)。

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪♪♪
 お湯  :♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪
 総括:ホテル所有型 渡船ワイルド系温泉
 ようござんす度:A(絶品な環境,お湯も良好。)

****  施設データ ************* 

源泉名:越乃湯尾畑山 第二号泉 ラクダの湯
泉質:単純硫黄泉
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川932 (清丸渡船)
電話番号:0735-52-5574
営業時間
:8:30~16:00(帰りの最終便は17:00)
料金:\1500 (渡船料,貸し浴衣込み)

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ホテル浦島~お風呂編

ホテル浦島 温泉巡りスタンプラリー

1_512_2ホテル浦島に到着するとフロントの方から館内の案内図が配られます。
館内にはあちらこちらに6つの温泉浴場があり,この地図を見ながら温泉巡りを楽しむことができます。

地図の裏面はスタンプ帳になっていて,6つの浴室のスタンプを押すと記念品が貰えます。  

  

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前回日帰り入浴で温泉スタンプラリーをした時は,ホテル浦島特製の絵葉書3枚セットと入浴剤を頂きました。

館内のお風呂は撮影禁止になっているので,絵葉書3枚の写真でご紹介します。

  

  

  

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【ホテル浦島全景】
狼煙半島先端の広大な敷地に本館,山上館,日昇館,なぎさ館があり,廊下でつながっています。
本館から山上館へ向かう超長いエスカレーターの高低差がよくわかると思います。

ホテルの目の前はすぐ海なので,魚釣りも楽しむ事ができるそうですよ。    

  

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【忘帰洞】
ホテル浦島の名物風呂です。
こちらの写真(左側の浴室)は,日帰り入浴~夜間まで男湯,朝~チェックアウトまでは女湯となっています。広~い洞窟の中に浴槽が点在しています。

洞窟内の口が広く,そこから大海原を眺められるので開放感があります。
他方へもう一つ洞穴が伸びていて,そこを抜けると日の出が拝める露天風呂があります。

もう1つの浴室(右側の浴室)は左側の浴室と比べて小さめで,お湯の色が若干薄い感じがします。でも最奥(海に近い)の浴槽は青白濁で良いお湯でした。
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【玄武洞】  
日昇館の外れにある,こちらも洞窟のお風呂です。
私が入浴した時はお湯が緑白濁しており,他の浴室に比べてお湯の色が濃い感じがしました。
忘帰洞よりも洞窟風呂らしい閉塞感,荒削りな感じがあり,好きな浴室です。

  

  

【磯の湯】
日昇館にある内湯で,源泉の異なる浴槽が2つあります。
手前の浴槽には白濁の硫黄泉が,奥の少し大きめの浴槽には無色澄明のお湯が注がれており,純粋にお湯だけを味わえる浴室になっています。
比較的地味な浴室ですが,何故か団体客のマダム達が大勢いたなあ。

【なぎさ元湯露天風呂】
なぎさ館(旧ごんど館?)にある露天風呂ですが,しっかりとした屋根と囲いがあるので半露天といった感じです。
樽風呂2つとタイル中浴場が1つあり,それぞれ少しずつ温度を変えているようです。硫黄泉らしい白半濁のお湯ですが,他の浴室でも使用されているのと同じ混合泉なので,浦島の中では平均的なお湯かな。
展望は良好で,夜には那智勝浦の夜景を眺めることができました。

【ハマユウの湯】 ※男湯は「滝の湯」
本館にある内湯です。浴室は湯気が充満していて薄暗い雰囲気です。白濁,薄い硫化水素臭味,薄い塩味があり,良く温まるお湯でした。

【天女の湯】 ※男湯は「狼煙の湯」
山上館の外にある公園近くにある浴室です。
展望の良い桧造りの露天風呂と,温室内のようなジャングル風呂があります。
桧露天の方のお湯は 無色澄明で白い膜状の浮遊物があり,ほぼ無臭でした。
ジャングル風呂の方は微白濁の硫黄臭が仄かに香るお湯でした。
※山上館の新しい浴室「遥峰の湯」ができたので,2009年3月末に「天女の湯」「狼煙の湯」は閉鎖になったそうです。 

【天海の湯】 (スタンプラリー対象外)
山上館にある内湯&露天風呂です。小ぢんまりとした内湯は 浴室の大部分を浴槽が占めているので,湯気&熱がこもって快適とは言い難いです。
露天風呂は 少しずつ温度が違う小さい浴槽が3つ並んでいます。ここも狭い空間にお風呂を詰め込んだ感じであまり落着かないです。
でも展望が非常に良く,天気の良い日の海の青さは眩しい程です。

32_512 【入浴剤】 
今回の湯巡りスタンプラリーの記念品は絵葉書がなく,入浴剤だけでした。不景気だからかな?

以前来た時にあった玄関近くの足湯や「ごんど浴場」がなくなっていたり,新しくなぎさ元湯ができていたり,お風呂がどんどん更新されていくホテルのようなので,数年に1回は訪問しなければならない温泉だと思いました。

  

  

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪♪♪
 お湯  :♪♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪
 総括:大型温泉ホテル型 スタンプラリー系温泉
 ようござんす度:A(良泉揃いの個性的な浴室達。)

****  施設データ ************* 

【忘帰洞,なぎさ元湯露天風呂,ハマユウの湯,天女の湯,天海の湯】
源泉名:ホテル浦島 温泉集中タンク(岩窟湯,赤島湯,赤嶋2号泉,浦島湯,翁湯の混合泉)
泉質:含硫黄-Na・Ca-塩化物泉,48.0℃,pH7.7,成分総計:4799mg/kg,湧出量:358L/分

【玄武洞】
源泉名:磯の湯1号泉
泉質:含硫黄-Na-塩化物泉,44.6℃,pH7.3,成分総計:3700mg/kg,湧出量:115L/分

【磯の湯】
(白濁湯)
:源泉名:磯ノ湯第5号泉
泉質:含食塩硫黄泉,43.2℃,pH8.0,成分総計:4897mg/kg,湧出量:180L/分

(透明湯):源泉名:磯の湯1号泉
泉質:食塩泉,45.8℃,pH5.5,成分総計:6240mg/kg,湧出量:231L/分

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町1165-2
電話番号:0735-52-1011
日帰り入浴
:13:00~16:00 \500
宿泊:1泊2食付\8550~

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ホテル浦島~建物編

ホテル浦島~建物編

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那智勝浦にある大型温泉ホテルの1つ。勝浦港の対岸にある狼煙半島の先端全部がホテルの敷地という広大なホテルです。

以前は日帰り入浴で来たホテル浦島ですが,今回はゆっくりと湯巡りを楽しむため,宿泊することにしました。

  

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駐車場は結構離れた場所にあり,マイクロバスで桟橋まで送迎してもらえます。桟橋からは送迎船に乗ってホテルまで行きます。
送迎船は普通の船もありますが,どうせ乗るなら亀の形をしている「浦島丸」の方が良いと思います。正面から見るとちょっとアホっぽい顔で らぶりーです。

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船内はこんな感じです。乗船時間10分弱くらいですが,船に乗って海風に当りながら巨大なホテルが近づいてくるのを眺めるというのは独特な雰囲気で,旅情を誘います。 
  

100_8053_512100_8055_512我々が宿泊した部屋は本館海側の和室(トイレ,洗面台付)。
設備は古いですが,広くて清潔だったので快適に過ごせました。

  

  

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部屋の窓からは対岸にあるホテルや中ノ島一望でき,景観がとてもよござんした。
こちらのホテルはスリッパではなく草履が用意されていました。ホテルの敷地が広大なので歩きやすいようにとの配慮でしょうか。
浴槽を全て巡るのに歩く距離は半端ではなく,私も相方A氏も鼻緒の位置に靴擦れができてしまいました。

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山の頂上にある"山上館 露天風呂"へはエスカレーターに乗って行きますが,その長さには圧倒されます。
下から見上げると,果てしなく続くエスカレーターで終点が見えません。やっと終点がキターと思ったら,すぐに次のエスカレーターが待っていました。この長いエスカレーターは3本続いており,それを上りきると展望の良い露天風呂へ行く事ができます。
ちなみにエスカレーターの横には階段がありますので,体育会系の方は是非。

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更に普通の長さのエスカレーターを1本上ると「山上館」の客室があり,そちらにあるラウンジはの景色は素晴らしいです。那智勝浦の海と街並みを見下ろす天上人のような気分にさせてくれます。

Dscf1518_512Dscf1520_512ちなみに「山上館」へはエレベーターでも行けるようです。

エレベーターの階数表示には
「1・・・32,33」と書いてあります。1階の次は32階までノンストップかい!
ということは,さっき我々は32階までエスカレーターで行ってきたという事かな? 

ホテルには大きなお土産売り場がある他に,洋服や小物,苔玉などを扱う小売店が並ぶ商店街のような場所まであり,1つの町みたいです。
ちなみに夜,ホテルの中で野良猫に会いました(笑)

Dscf1523_512朝食付きのプランで宿泊したので,夕食は那智勝浦のアーケード街で購入したマグロの刺身盛を持ち込んでマグロ三昧でした。

朝食は質,量ともに一般的なホテルの朝食バイキングでした。特筆することはありませんが,普通に美味しかったです。

  

Dscf1482_512Dscf1476_512随所に亀がデザインされていて,亀好きには嬉しい限りです。

石を敷いた箱庭系のスペースは,上から見ると黒い石で亀の形を模っていました。浴衣の模様も可愛い亀だったりします。

(お風呂編につづく)

  

  

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那智勝浦温泉 足湯

那智勝浦温泉 足湯

【海乃湯】

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勝浦漁港のすぐそばに建っている屋根付きの立派で綺麗な足湯です。長細い浴槽が3つあり,その内の1つは手湯付きの浴槽になっています。

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100_8034_512残りの2つの浴槽は足湯だけですが,底に描かれたマグロのタイル絵が素敵。
周囲には観光客は沢山いるのに,この足湯には人がほとんどいないなあ。  

無色澄明のお湯ですが,ずっと浸かっているとポカポカとよく温まります。
冷えた手足を温めながら漁港や海の向こうにある大型ホテル等,那智勝浦の風景を眺めることができます。  

【鮪乃湯】

100_8036_512「海乃湯」の道路を挟んで向かいにある小さな足湯です。
こちらには地元の人と思われる人々でほぼ満席状態になっていました。

浴槽を中心に座席がコの字型になっているので 顔見知り同士で井戸端会議をやるには丁度いいのでしょう。
「海乃湯」に比べるとお客が多い分,心なしかお湯が劣化している風でしたが,柔らかい感じのお湯でした。

  

****  個人的評価 *************
  

 総括:無料足湯型 観光客におすそ分け系温泉
 ようござんす度:B(観光中の小休止に最適。)

****  施設データ ************* 

源泉名:海乃湯
泉質:Na・Ca-塩化物温泉,38.4℃,pH7.7,成分総計:8055mg/kg,湧出量:193L/分
場所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 勝浦漁港前
営業時間:(海乃湯)6:00~22:00 無料
       (鮪乃湯)6:00~19:00 無料

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那智勝浦温泉 はまゆ

那智勝浦温泉 天然温泉公衆浴場 はまゆ

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那智勝浦温泉にある公衆浴場です。ちょっぴりモダンな外観ですが,内装は渋い公衆浴場でした。番台のおばさんに料金を支払って中へ。

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タイル製の浴槽が1つあるだけのシンプルな浴室で,かけ流しのお湯が床を多量に流れています。
6~7人くらいが入れそうな大きさで,深めの浴槽でした。

お湯は44℃と熱めの適温で,無色澄明,微卵風味,微塩味があります。
脱衣所に入った時にはしっかりと硫黄臭がありましたが,浴室やお湯からは ほとんど感じられませんでした。(鼻が慣れちゃったのか?)

シンプルな泉質ですが 鮮度が良く,お湯に艶があります。つるすべした浴感でよく温まり,クセがないので万人に好かれるお湯だと思います。

大型ホテルが多い温泉地であるため,観光客はほとんど来ないようです。飾り気のない素朴な施設&お湯で,地元の人々のお風呂&社交場的な温泉でした。

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪
 お湯  :♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪
 総括:温泉公衆浴場型 湯量豊富系温泉
 ようござんす度:A(素朴な施設でシンプルな良泉を楽しむ。)

****  施設データ ************* 

源泉名:勝浦温泉 はまゆ
泉質:含硫黄-Na・Ca-塩化物温泉,46.3℃,pH8.4,成分総計:1588mg/kg,湧出量:106L/分
住所:和歌山県那智勝浦町大勝浦970
電話番号:0735-52-1201
営業時間
:13:00~22:00 毎月7日,22日休 \320 

  
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勝浦温泉 脇ノ谷温泉

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勝浦温泉にあるもう1つの共同浴場です。
小さな漁船を繋留している入江の最奥に隠れるようにして建っていました,プレハブ風の素朴な雰囲気が素敵です。
分かりにくい立地の上 途中に看板がなかったため 到着した時はちょっと嬉しかったのですが,その喜びも束の間。
玄関には「都合により 当分の間お休みします 脇ノ谷温泉」と張り紙がありました。くすん。(u_u。) 早く再開して~。

 

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月野瀬温泉 湯治場 ゆうや

月野瀬温泉 湯治場 ゆうや

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旧古座川町の月野瀬温泉にある個人所有の湯小屋です。
民家の隣にある鄙びた(を通り越してボロい?)物置小屋のような建物で,寸志にて一般に開放されています。
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知る人ぞ知る名(迷)湯で,道路沿いに「湯治場ゆうや」の看板は立っていますが,初めて見る人はどこに温泉があるのか分からないと思います。
扉の入口にはボロボロの簾が下がっており,他ではなかなか味わえない風情があります。

まずは民家の母屋に入浴をお願いしに行きましたが,声をかけても誰も出てきません。
困っていると軽トラに乗って通りかかったおじさまが,「いいよ。入ってっていいんだよ。」と仰るので,お言葉に甘えてお邪魔します。

浴室は2つあり,左側の浴室には先客がいらっしゃったので 右側の浴室に入ろうとすると,左側の浴室から「すぐ上がるから 待ってて。」と声がかかりました。
「右側の浴槽は浅いから入りにくいで。」と言って 着替えも そこそこに出てきてくれました。
地元の老夫婦が仲良く入浴されていたようで,お邪魔してすみませんでした。(来る度に思うんだけど,南紀には すごく気遣いが細やかで優しい人が多い。)

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こちらが左側の浴室。コンクリートを基調にした手造り風の湯小屋で,何故か天井には網に入った石鹸がぶら下がっていました(笑)  
  

  

100_7996_512100_7992_512浴室に脱衣スペースがある,脱衣所一体型の浴室です。
脱衣篭の上には寸志を入れる箱が置いてあるので,感謝の気持ちでお金を入れます。

出入口には扉と壊れかけた簾があるだけで内鍵はついていないようです。お客さんは声をかけ合い,譲り合って使用しているようです。

 

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浴槽は3人程が入れそうな大きさで,無色澄明,清涼感がある卵臭味のツヤツヤしたお湯が ドバドバとかけ流しになっています。

湯温は37℃と温いですが,大量かけ流しで加水,循環をしていない超新鮮湯です。
やや強めのつるつるした浴感が気持ち良く,じっと浸かっていると浮遊している細かい気泡が体に付着して,拭うとぬるっとした浴感が加わります。
浴槽の底のタイルはつるつると滑り,座っているとお湯の流れる勢いに押されてスケートのようにツーッと滑って楽しいです。

湯舟の側面には木の栓があり,その隙間から結構な量のお湯が溢れています。
栓の下には洗面器が置いてあり,ここが洗い場となっているようです。
施設的には(良い意味で)超B級ですが,お湯は超一流です。このギャップに自然と笑みがこぼれます。

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右側の浴室もほぼ同じ作りですが,確かに浴槽は浅く,半身浴や寝湯として使えそう。

肌寒い季節に 温いお湯に浸かるなら,さすがに全身浴が良いです。先客の方に大感謝です。   

一度浸かったら なかなか出られない,そして何度でも来たくなる素敵な湯小屋でした。

  

ジモ専に近い雰囲気があり,共同浴場の原風景のような湯小屋の風情に感嘆の溜息が出ます。この先もずっと このまま守り続けて頂きたい温泉です。
所有者の方のご厚意で開放して下さっているお湯なので,くれぐれも入浴マナーを守り,綺麗に利用したいものです。感謝の心付け(寸志)も忘れずに。

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪♪♪
 お湯  :♪♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪♪
 総括:民家併設寸志型 つるつる温湯系温泉
 ようござんす度:S(所有者の方とお湯に感謝。)

****  施設データ ************* 

源泉名:
泉質:アルカリ性単純泉
住所:和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬
営業時間
:個人宅を訪問するのに常識的な時間帯 不定休 \寸志
  

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熊野古道温泉 わくわくの湯

熊野古道温泉 わくわくの湯

100_7975_512100_7965_512「熊野古道温泉キャンプ村 わくわくの郷」に併設された温泉施設です。入浴の際はキャンプ場管理棟で受付をして料金を支払います。
今回は自遊人の温泉パスポートを使用させて頂きました。無料使用のお客にも関わらずとても親切な対応をして頂きました。ありがとうございます。

管理棟にはオウム系の珍しい鳥がたくさんいて賑やかでした。冬期は「一乃湯 大露天風呂」がお休みとのことで,キャンプ場から小高い丘を少し上った内湯に案内して頂きました。100_7967_512100_7968_512  

  

  

  

  

  

内湯はこぢんまりとした設備ですが,掃除が行き届いていて清潔です。内湯と,ささやかな露天風呂があります。

100_7970_512100_7974_512まず,目に入るのは凄い量のかけ流しです。川のように勢い良く洗い場を流れ去って行きます。
浴槽や床に付着している淡茶~赤褐色の析出物が,お湯の成分を物語っているようです。

5~6人が入れそうな石タイル製の浴槽には44℃の緑褐色を帯びた微濁のお湯が入っており,さらすべとした鮮度の良いお湯を楽しむことができます。

金気鉱物臭味があり,淡茶色の大きな削り節のような浮遊物が舞っていました。

100_7972_512_2露天風呂は小ぢんまりとした4~5人程が入れる大きさの浴槽です。
内湯に比べて源泉投入量が少ないため,湯温が39℃と低めで 鮮度はやや落ちますが,熊野の山で森に囲まれながらの湯浴みは気持ちが良いものです。

夏場は熊野の自然と世界遺産を楽しむ観光客で キャンプ場はかなり混雑するとのことですが,冬場はキャンプ客が少ないので 少しでも多くの方に この良質な温泉を知ってもらいたくて温泉パスポートの企画に参加したとのこと。 

泉源がすぐそばにあり鮮度良好,泉質良好,湯量も豊富で とても良い温泉だと思います。熊野本宮大社から車で5分程の所にあるので,観光の途中の休憩等にも最適です。

次回来る時は是非「一乃湯 大露天風呂」の方にも入ってみたいです。

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪
 お湯  :♪♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪
 総括:キャンプ場併設型 ドバドバかけ流し系温泉
 ようござんす度:A(温泉浴と森林浴でリフレッシュ。)

****  施設データ ************* 

源泉名:熊野本宮古道温泉
泉質:Na-炭酸水素塩・塩化物泉,45.0℃,pH7.1,成分総計:2451mg/kg,湧出量:210L/分
住所:和歌山県田辺市本宮町大居字下向3357 
電話番号:0735-43-0690
営業時間
:9:00~21:00 \500

  

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川湯温泉 仙人風呂

川湯温泉 仙人風呂
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大塔川の川原にはあちらこちらで源泉が湧いており,夏場には川砂利を掘るとワイルドな野天風呂が出来上がり,入浴と川遊びの両方を楽しむことができます。
前回訪問時はGW中で観光客のギャラリーが沢山いたので,全身浴は諦めて先人が作ったと見られる浴槽で足湯のみの入浴でした。

今回は冬の川湯温泉の風物詩,「仙人風呂」に入りに来ました。
川面にモウモウと湯煙が上がっているのが見えます。

100_7962_512冬期(11月~2月末)限定の「仙人風呂」は,水量が減った川の一部を堰き止めて作られています。川には仮設の橋が架けられており,入浴時間内であれば無料で自由に入浴することができます。

実は訪問日の1週間前に大雨のため露天風呂が流されてしまい,入浴できるか微妙だったのです。
でも前日の晩に無事復旧したとのことで,本日 入浴することができたのでした。関係者の皆様,お疲れ様&ありがとうございました。

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露天風呂のすぐ横には男性用のオープンな簡易脱衣所があります。
女性用の脱衣所はもう少し奥まった所にあり,四方が簾で囲まれているので安心です。本当に簡易なつくりなので着替えるのはとても寒いです。
川原の砂利の上に板と風呂マットが敷いてありますが 濡れているので, 着替えは竹竿に掛けておいた方が良いでしょう。
基本的に混浴ですが、水着着用,タオル巻き可なので女性でも入りやすいと思います。

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千人が入れるくらい大きいので「仙人風呂」と名付けたとのことです。(でも千人は無理かな。)でも山奥の緩やかな景色の中の大きな野天風呂は開放的で素晴らしいです。
前日復旧したばかりの為、湯温は全体的に温めの35~36℃でした。外気温が寒いため,一度浸かったら なかなか出ることができません。

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無色澄明で特に大きな特徴はありませんが,心なしか 柔らかい感じのお湯です。

所々で川底の砂利の隙間から,気泡とともにポコポコとお湯が湧いてくる様子を見ることができます。
結構 熱いお湯が湧き出しているので,そこでジッと浸かっていると体が温まってきます。今度訪問する時はもっとコンディションの良い時がいいな~。

(我々の訪問後6日後に再度水没したそうです。大自然相手なので難しいですよね。訪問前はHP等で確認された方が良いと思われます。)

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪♪♪
 お湯  :♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪♪
 総括:冬期野天型 足元湧出系温泉
 ようござんす度:A(冬期限定の川堰き止め露天風呂。)

****  施設データ ************* 

源泉名:
泉質:単純温泉,73℃
住所:和歌山県田辺市本宮町川湯温泉
電話番号:0735-42-0735 (熊野本宮観光協会)
営業時間
:6:30~22:00 (11月~2月末) 無料
  

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湯の峰温泉 つぼ湯

湯の峰温泉 つぼ湯

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世界遺産に指定されている温泉「つぼ湯」へ行って来ました。\750で貸切にできる世界遺産はそう滅多にないと思います。

湯の峰温泉公衆浴場の受付で料金を支払います。1回の入浴は30分以内と決められており、先客がいる時は番号札を受け取って順番がくるまで待ちます。順番を抜かされる可能性があるので専用の待合所で待つ必要があります。
今回は宿を早朝5:50に出たのですが 一番風呂を寸での差で入り損ねてしまい、寒空の中30分間,屋根付きベンチで待つ派目になってしまいました。寒いよ~。

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順番が来たので浴室の中へ。岩をくり抜いた浴槽を壁板で囲った湯小屋で,その昔 小栗判官という方が蘇生したという伝説が残っているお湯です。
1日に7回お湯の色を変えると言われており、2月の6:30時点でのお湯色は灰色かかったミルキーブルー濁でした。(ちなみに前回訪問時,5月の6:00頃のお湯色は濃い群青色でした。)
浴室の壁板はジャッキにより開閉できるようになっており,前回訪問時は壁板が少し上がっていて川を眺めながら入浴することができました。
今回は閉まっており 壁板に直接マジックで「開けないで下さい」と書いてありました。何も直接書かんでも…。

100_7914_512100_7912_512組まれた石垣の上に脱衣籠があり,脱衣所一体型(?)の浴室になっております。   

浴槽は1.5人程が入れる大きさで、浴槽の形に合わせて体を丸めて入ると妙に落着きます。
足元湧出型の浴槽で,結構な量がかけ流されていますが、どこから湧出しているのかはよくわかりません。

熱くて濃厚なお湯なので入り応えがあります。湯の峰温泉の中で,多分最強のお湯だと思われます。 

Dscf1354_512Dscf1347_512湯の峰温泉共同浴場近くの川原には90℃を超える源泉が湧出している「湯筒」があり,玉子やサツマイモなどを茹でることができます。
(玉子やサツマイモは近所の売店で売られているようです。)

入浴前に仕掛けておいた玉子を回収。ホクホクの固ゆで卵になっていました。 

  

Dscf1352_512_2湯筒付近からも「つぼ湯」が見えます。この風景からも川原に湧いている源泉をそのまま囲った素朴で貴重な温泉であることが窺えます。

湯の峰温泉に行ったら是非味わって頂きたい温泉ですが,土日祝の日中は混雑が予想されますので、空いていてお湯が綺麗な早朝の訪問がオススメです。

  

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪♪
 お湯  :♪♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪♪
 総括:足元湧出 湯小屋型 蘇生系温泉
 ようござんす度:S(世界遺産に相応しい お湯&風情。)

****  施設データ ************* 

源泉名:
住所:和歌山県田辺市本宮町湯の峰
電話番号:0735-42-0074(湯の峰温泉公衆浴場)
営業時間
:6:00~21:30 \750 (30分,貸切形式)

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湯の峰温泉 旅館あづまや

旅館あづまや

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湯の峰温泉の一等地(?),共同浴場や湯筒,東光寺等がある広場の向かいに佇む老舗旅館です。創業は江戸中期~後期創業とのこと。

同経営の民宿あづまや荘の宿泊者もこちらの浴場を利用できるとのことで,早速夕食後に行ってみました(我々は早食いなので,30分くらいで食べ終わってしまいます)。
丁度宿泊客が食事中の時間帯なので,貸切状態で入浴を楽しむことができました。
浴室は2箇所あり 男女交替制とのことで,この時間帯は女湯が広い方の浴室でした。
脱衣所も広々としており,真ん中に大きな切り株の腰掛け(?)が素敵です。

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木製の風情ある浴室には15人くらいが入れそうな主浴槽と,1人用くらいの小さな浴槽があります。

床面には滑り止めに格子に彫られた床板が貼られています。
優美ではありませんが,禅寺にような質素で風格がある素晴らしい浴室です。

  

  

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主浴槽の湯温は45~45.5℃と少し高めで、無色澄明,薄卵臭味,極微塩味があり、さらすべした浴感があります。
加水はしていますが かけ流しで,新鮮なお湯に入ることができます。もちろん循環,塩素消毒はありません。静寂な浴室で 熱いお湯に"じゅっ"と浸かると,旅の疲れも吹き飛びます。

もう1つの小さな浴槽は「さまし湯」と呼ばれ,加水せずにお湯を冷ました源泉100%の温泉を楽しむことができます。
こちらは青味を帯びた微白濁のお湯で、浴槽からの卵臭味が強いです。また お湯が柔らかく,主浴槽とほぼ同じ湯温なのに少し温く感じるから不思議です。いつまでも浸かっていられるような心地よい浴槽でした。

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蒸し風呂があり、微かにお湯の香りがする蒸気が充満していました。
水気が多く,濡れている箇所が多かったので熱かったです。
でもそれが温泉を使った蒸し湯ならでは なので ようござんす。 

  
  

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こちらの浴室は脱衣所にもう1つ扉があり,着替えずに露天風呂へ行けます。
庭園風の大岩を配置した露天風呂入口には さざんかかな?ピンク色の花が咲いており風情があります。
暗くてよく見えませんが、10人くらいが入れそうな浴槽が1つあります。大きな溶き卵状の湯花が浮遊しており、それと戯れ合いながら入るのも楽しいです。

Dscf1405_512囲いがあるので景観はあまり望めませんが,囲いの向こうには若干ライトアップされた東光寺が見えて幻想的でした。一等地にあるにもかかわらず,落着いた雰囲気の温泉旅館でした。

  

  

  

****  個人的評価 *************

 雰囲気:♪♪♪♪
 お湯  :♪♪♪♪
 コストパフォーマンス:♪♪♪
 総括:老舗旅館型 古湯の風格系温泉
 ようござんす度:A(お湯,風情ともに文句なし。)

****  施設データ ************* 

源泉名:環湯
泉質:含硫黄-Na-炭酸水素塩・塩化物泉,92.5℃,pH7.6,湧出量:92L/分
住所:和歌山県田辺市本宮町湯の峰122
電話番号:0735-42-0012
営業時間
:13:00~15:00 \700

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