出雲湯村温泉 河原の露天風呂

出雲湯村温泉 河原の露天風呂

Dsc07873_512Dsc07869_512  

島根県木次(きすき)町の山間にある小さな温泉地,出雲湯村温泉にある野天風呂へ行ってみました。温泉のある集落から少し離れた国道沿いのパーキングに車を停め、斐伊川沿いの細い舗装道路をテクテクと歩いて元湯(共同浴場)を目指します。緑に囲まれた環境で川のせせらぎを聞きながらのお散歩も気持ちが良いものです。

Dsc07870_512  

河原の露天風呂が見えてきましたよ。岩が点在している風景と完全に一体化している ワイルドな露天風呂です。 

Dsc07828_512Dsc07829_512_2  

少し歩くと、河原に下りる道が見えてきます。 細い板梯子をバランス取りながら下ります。この手造り感溢れる風情がよござんすね。

Dsc07863_512_2  

河原に下りるとすぐ傍らに、現在は使用されていない旧浴槽と朽ちたベンチのようなものが見えます。更に奥に進むと… 

Dsc07857_512  

先程,上の道路から見えた露天風呂がありました。囲いは一切なく,川面と同じ高さの浴槽なので、川の一部に入っているような解放感があります。もちろん脱衣所もなく、脱いだ服は近くにある大岩に掛けておくというワイルドさです。 

Dsc07850_512Dsc07851_512  

ぐるりと周囲を見渡すと見えるのは川と緑。自然に囲まれての湯あみは格別です。岩組みの7~8人くらいが入れる大きさの浴槽で、浴槽の中央に置かれている平たい岩はテーブル代わりに使用できるので便利です。隣接した岩囲いの小さな浴槽はとっても温く,小魚専用浴槽のようです(笑) 稚魚風の魚が沢山泳いでいました。

無色澄明でほぼ無臭のお湯ですが、つるるきゅっとした浴感の超新鮮で艶やかなお湯が楽しめます。 

Dsc07839_512Dsc07840_512  

浴槽の底はさらりとした砂地で、あちこちでポコポコとお湯が湧き出している足元湧出型です。少々の泡付きがあるのは,お湯とともに出てきた気泡でしょうか。足を砂に潜らせると砂蒸し状態の気持ち良さで、これを尻に応用すると尻焼き状態になって痔疾に良いかも知れませんね。 

Dsc07853_512Dsc07833_512  

奥の方は結構深くなっていて、底砂や岩の間から熱い湯が出てきています。サイフォンの原理を利用して、ホースで川の水を岩の上に引き上げ、その水たまりを経由して 少量の水が浴槽に加えられていました。湯温は39℃と温めなので、川風に当たりながら ずーっと入っていることができます。
先客の老紳士は常連さんらしく、この周辺の情報等,いろいろとお話をしてくれました。そして我々が遠くから来たことを知ると、「ごゆっくり」と言って早々に上がって行かれました(優しい~(゚▽゚*)。気を使わせてしまってすみませんでした)。お言葉に甘えて結局1時間も入ってしまったため ポカポカと よくあたたまり過ぎてしまい,服を着るのが大変でした。

この質の良い露天風呂に無料で入ることができるというのがスゴイです。本当は共同浴場にも行く予定でしたが、露天風呂で大満足してしまい長時間入浴してしまったため、タイムオーバーです。今回は断念ということで。
今まで入浴した野湯系の中で,3本の指に入るくらいに心地よい,上質な露天風呂でした。

Dsc07875_512Dsc07874_512  

すぐ近くには「湯村発電所」が建っています。小ぢんまりとした佇まいでとても静かな施設ですが、現役で使用されているようです(1919年(大正8年)11月に誕生の歴史ある発電所のようよ)。上流のダムの放水や大雨等で川の水位が上昇した場合は水没してしまうので、ダム情報や天気に充分注意して入浴する必要があります。
無料開放してくださっている湯守さんへの感謝の気持ちを忘れずに,ルールを守って綺麗に使用したいものです。
      

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪♪♪
総括:野湯系露天風呂型 川一体系温泉
ようござんす度:S(足元湧出の超新鮮湯な露天風呂。)

****  施設データ *************

出雲湯村温泉 河原の露天風呂
住所:島根県雲南市木次町湯村
源泉名:泉質:成分表なし
電話:なさそう
営業時間:24時間 年中無休
料金:無料 

    

| | コメント (0)

三瓶温泉 湯元旅館 ~お風呂編

三瓶温泉 湯元旅館 ~お風呂編

【大浴場】

Dsc07748_512Dsc07786_512  

 

浴室は2箇所あり、貸切状態での宿泊だったので好きな方に好きなだけ入ることができました。まずは大きい方のお風呂へ。
脱衣所は鄙びた湯治場の風情があり、板を1枚渡しただけのシンプルな脱衣棚が素敵。体拭き用のタオルが置いてあるのが嬉しいです。 

Dsc07750_512Dsc07791_512  

浴室の扉を開けると、まず唖然とします。ばしゃばしゃ,ザーザー,ゴウゴウとお湯が流れる轟音が浴室中に響いています。そして浴槽を溢れて床を流れる大量のお湯。これはもう笑うしかありません。
浴室の隅にある湯口から階段状の湯路を通って、大量のお湯が注がれています。湯口に付着しているコテコテの析出物が素敵です。 

Dsc07751_512  

岩で囲まれた浴槽は6~7人が入れる大きさで、湯温は36℃と温めです。ふもとの三瓶の温泉街に引かれるまでにはもっと湯温が下がるので、加温や加熱循環して使用しなければなりませんが、こちらは源泉に最も近いため加温しない生の状態のお湯に浸かることができるのです。 
オレンジ褐色白濁(透明度:約30cm),しっかりした金気臭味,炭酸味,うす塩味があり、キシっとした浴感があります。気泡付きはあまりありませんが、炭酸の清涼感,ボワボワした毛細血管拡張系の温まり感があり、なまら新鮮なお湯です。

Dsc07754_512  

湯尻付近の排水溝ではゴウゴウと渦を巻いてお湯が流れ去っていきます。写真では この迫力を伝えきれないのが残念。 

Dsc07794_512  

お湯に浸かると、溢れたお湯が行き場を無くして洪水状態になるのも楽しいです。湯温が低いおかげでじっくりと長湯を楽しめ、浴後ポカポカがいつまでも持続します。 

Dsc07797_512Dsc07785_512  

浴槽の底には茶褐色の湯の華が泥のように沈んでいました。上がる前に体を洗ったつもりでも、粉状の析出物が残っているようでタオルが茶褐色に染まってしまいました。白物の洋服を着ている人は注意が必要です。 

 

【小浴場】

Dsc07746_512Dsc07819_512

小浴場は脱衣所も小さいです。小浴場と大浴場の間には行き来ができるように扉があり、男女別で使用する場合の為にか簡易的な内鍵が付いていました。 

Dsc07707_512_3  

扉を開けると3~4人程が入れる大きさの浴槽があるコンパクトな浴室になっています。こちらも湯温は36℃と人肌程のぬる湯です。 

Dsc07708_512  

浴槽内(側面)には直径7cm程の湯口があり、注がれたお湯はオーバーフローして床を流れていきます。 

Dsc07802_512Dsc07801_512   

不定期な間欠泉のように ゴッポゴッポとお湯が注がれており、湯尻では処理しきれない廃湯が渦を巻いています。この排水溝付近の光景は古遠部温泉に似たものを感じます。
小浴場のお湯の方が鮮度が良く、炭酸成分によると思われる つるすべ!とした浴感があって気持ち良かったです。おそらく浴槽の大きさと源泉投入量の比率の関係で換水効率が良いのと、湯口が浴槽内にあることによって お湯が空気に触れる機会が少なく、鉄分の酸化や炭酸成分の抜けが少ないためと推測されます。
(大浴場の方は、湯口から浴槽までの距離が長く、階段のように落ちてくることによって 浴槽に入るまでに空気と攪拌され、酸化反応が促進されていると思われます。浴槽底部に沈降している析出物が多いのも そのためと考えられます。) 

Dsc07815_512Dsc07799_512  

浴槽に入るとザブーンとお湯が溢れ、逃げ場の無くなったお湯で床が洪水状態になります。脱衣所へ床上浸水しないかと心配になるくらいです(笑)
窓から入ってきたと思われる植物の種が扉近くで葉を繁らせていたのも微笑ましかったです。豪快な湯量の大浴場も素晴らしいですが、この湯治場風の小ぢんまりとした浴室も最高です。湯使いの違いによって若干印象が異なるお湯を味わえるので、ぬる湯好きの方には 是非宿泊してゆっくりと入浴を楽しむことをお勧めしたいお宿でした。

  

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪♪
総括:鄙び旅館型 名湯湯元系温泉
ようござんす度:S(ドコドコかけ流しの濃厚新鮮湯。)

****  施設データ *************

三瓶温泉 湯元旅館
住所:島根県大田市三瓶町志学931-5
源泉名:志学温泉 (泉源数 5ヶ所) 
泉質:Na-塩化物泉,39.2~42℃,湧出量:2500 ℓ/min,ラドン含有量:0.104~241マッヘ
電話番号:0854-83-2215
営業時間:10:00~16:00 (要確認) 不定休
料金:\500 
宿泊:1泊2食付 \9000

| | コメント (0)

三瓶温泉 湯元旅館 ~宿泊編

三瓶温泉 湯元旅館 ~宿泊編

Dsc07824_512Dsc07694_512  

三瓶温泉は三瓶山南麓にある温泉地です。以前訪問した時は共同浴場2軒(志学薬師湯,亀の湯)にて濃厚なお湯を楽しみましたが、今回はその源泉に最も近い場所にある「湯元旅館」に宿泊することにしました。

うちのナビ子は裏口マニアらしく、何故か設定した場所の裏口へと わざわざ誘導するクセがある悪い子ちゃん。今回も何を思ったか 橋の上で突然「目的地に到着しました。」と言い放ち、音声案内を勝手に終了してしまいました。何事かと思ったら、橋の欄干の向こうの谷間に赤い屋根と小さな温泉マークが見えました。そこが目的地の「湯元旅館」でした。
外観は鉄筋コンクリート2階建ての鄙びた雰囲気です。 

Dsc07691_512Dsc07692_512 

宿の前には小川が流れており、川のせせらぎをBGMに過ごすことができます。川の手前にある池の中には大量の錦鯉が泳いでいました。

Dsc07690_512_2Dsc07822_512_3  

小さい個体が多いようです。人が近づくと 口をパクパクさせながら、ぶわーっと寄ってきます。カワイイけど,これだけ多いと気持ちワルイかも。
館内も設備は古いですが、風情という感覚に変換できる程度です。田舎の婆ちゃん家に遊びにきたような、懐かしい感じがします。 

Dsc07699_512Dsc07700_512  

 

客室は8畳+踏込みの和室で、イイ感じに鄙びていて落ち着きます。 

Dsc07702_512Dsc07705_512  

テレビ,鏡台,湯沸かしポット,お茶セットが置いてあり、お茶受けは蕎麦処らしく「そばまんじゅう」でした。 

Dsc07701_512Dsc07703_512  

浴衣,タオル,ハブラシも用意してあります。洗面道具が入っている巾着袋がカワイイです。 

Dsc07760_512Dsc07761_512  

トイレ,洗面所は共用です。
食事は食堂で頂くことになります。テーブル席がいくつか並んでおり、本当に町の食堂といった雰囲気ですな。 

【夕食】

Dsc07773_512  

夕食は豪華です。陶板焼,あじの塩焼き,煮物(筍,ぜんまい,蕗,椎茸,南瓜),天ぷら(海老,ぜんまい,わらび,タラの芽),お刺身(2種),茶碗蒸し,蕗の赤シソ煮,香の物,田舎そば,お吸い物,ご飯。デザートは苺でした。 

Dsc07764_512Dsc07781_512  

陶板焼きは厚めに切った豚肉と野菜(もやし,ピーマン,椎茸)がたっぷり。バターで蒸焼きにして濃厚なみそタレを付けて頂きます。香味野菜が効いた味噌タレとバターのコクが北海道チックな味付けで美味。 

Dsc07767_512Dsc07774_512  

あじは開きではなく、塩焼きというのが珍しいですね。鮮度が良く身が厚いのでしっとりほっくりとして美味しい。天ぷらはプリッとした海老と季節の山菜がアツアツの状態で供されます。添えられた抹茶塩でいただきます。 

Dsc07772_512Dsc07775_512   

味のある田舎蕎麦,アツアツの茶碗蒸しも味が良く美味しかったです。 

Dsc07770_512Dsc07776_512       

ご飯はお櫃にたっぷりと入っていました。珍しく陶器製のしゃもじだったので、落として割らなないように 置くのも慎重になります。お吸い物も 具はシンプルながら、きちんとダシの味が出ていて美味しかったな。この日は 宿泊客が我々しかいなかったのに、こんなに丁寧な食事を準備して頂いて有り難い限りです。

【朝食】

Dsc07821_512  

朝食はししゃも,板かま,蕗味噌,梅干し,ほうれん草のお浸し,温泉卵,おろし大根,味付け海苔,香の物,みそ汁とご飯です。旅館の朝食らしい献立を少量多品種で並べられており、量,味付けとも良いものでした。
1泊2食で\9000という、今回の旅では最も高い宿泊料金のお宿でしたが(笑)、温泉の質,食事の内容を考えれば文句なしの満足プライスです。

本当は三瓶山周辺で宿を探した際、湯抱温泉の中村旅館さん,日の出旅館さん,小屋原温泉の熊谷旅館さん等を宿泊先候補としていたのですが、3軒とも玉砕し こちらの宿が最後の砦だったという事情もあり、泊まることができて良かったです。しかも想像以上に上質なお湯&食事だったのは嬉しい誤算でした。
(それにしても湯抱の中村旅館さんは、3度目の玉砕です。遠いので連休中にしか行けないという事もありますが、ハードルが高いというか…相性が悪いのかな?(;ω;)くすん。)

お風呂編につづく →

      

| | コメント (0)

加田の湯

加田の湯

Dsc07681_512Dsc07680_512  

島根県飯南町の山間にある日帰り入浴施設です。まだ新しい平屋の建物で、ロビー,浴室とも綺麗です。 

Dsc07673_512Dsc07674_512   

浴室には6~7人程が入れそうな大きさの浴槽が1つあり、レンガ色濁(透明度:15㎝)のお湯が弱いかけ流しになっています。湯口から注がれている源泉は温度が低く、浴槽に蒸気を入れて加温しているようで、蒸気が入るとその周囲の湯温が急に上がるのでビックリします。でもこの手法の方が 加熱したお湯を注ぐよりも炭酸成分が残留し易く、源泉の持ち味を損なわないのだと思います。
湯口のお湯は炭酸味と少金気臭味,土類塩系臭味,弱渋味があり、浴槽まわりには赤茶硬質で光沢のある析出物がコテコテと付着していました。

Dsc07676_512

湯尻付近の床にも析出物が棚田状に付着しており、成分の濃さを目で楽しむこともできます。
ただ残念な事に 訪問時はお客さんが超多くて、お湯はお疲れさん状態。お湯の鮮度が悪く,気泡の付きは全くなく炭酸感や土類塩系のキシっとした浴感は感じられませんでした。
素性の良い源泉なので、超人気施設なのは仕方がないですね。次回訪問する時は、人気の少なそうな平日の午前中を狙いたいです。(でも遠過ぎて 再訪はなかなか難しいですのよ…)
 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:日帰り入浴施設型 炭酸鉄泉系温泉
ようござんす度:B(超人気の濃厚炭酸鉄泉。)

****  施設データ *************

飯南町健康増進施設 加田の湯
住所:島根県飯石郡飯南町下来島707-2
源泉名:
泉質:Na・Ca-炭酸水素塩・塩化物泉,14.3℃,pH6.6,ラドン含有量:2.11×10^-10Ci/kg,成分総計:7.33g/kg
電話番号:0854-76-3357
営業時間:10:00~20:00 第2・4火曜休
料金:\400 

| | コメント (0)

頓原温泉 リフレッシュセンター

頓原温泉 リフレッシュセンター

Dsc07669_512Dsc07660_512  

島根県飯南町の外れにある小さな日帰り入浴施設です。温泉の歴史は古く,明治時代には湯治場として栄えたそうです。以前は「琴引荘」という鄙びた施設だったそうですが、近年建て替えられて外観,内装とも新しくて綺麗です。 

Dsc07659_512Dsc07658_512  

浴室には7~8人程が入れる大きさの浴槽が1つあり、お湯がちょろっと注がれて弱いかけ流し状態になっています。湯温は37.5℃とかなり温いのは,豊富に含まれているという炭酸成分を逃さないためと思われます。
薄いエメグリを帯びた透明なお湯は、弱い炭酸味と仄かな鉄風味があり、この周辺によくある炭酸鉄泉の中でも薄い感じの印象でした。
それにしても この日はとにかくお客さんが多かった!常時12人程が入れ換わり立ち替わりで浴室内にいたので、お湯は劣化して かなりお疲れさんな様子でした。鮮度の良いお湯だったら もっと良い浴感だったのではないかと思います。泡付きはほとんどありませんでしたが、それでも炭酸泉特有の清涼感がありつつボアボアとした温まり感が残っており、お湯の鮮度が良ければ素晴らしい浴感だったであろうことが想像できました。 

Dsc07667_512Dsc07668_512  

浴室の前には『本日のお湯の色は』というプラカードがあり、この日は「エメラルドグリーン」だったようです。公式HPによると 「3週間程度かけて 透明からグリーン,黄色,オレンジ,琥珀色 と変化していく」そうです。(HPに掲載されている琥珀色濁のお湯は、3週間経過後のお湯ということかしら?鮮度悪いの?)
いずれにしろ 個性的で素性の良い源泉のようです。

Dsc07665_512Dsc07662_512  

ラムネ温泉の源泉や「頓原の銀泉」という名のラムネ飲料も売っています。こちらの源泉は「塩ヶ口鉱泉」と呼ばれ、明治14年にドイツで開催された万国博覧会に出品されて褒賞を受賞したこともあるそうで、「琴引泉」と言う名で主に大阪方面に出荷されていたという有名で由緒ある炭酸泉のようです。 

Dsc07666_512全然関係ありませんが こちらのごみ箱、「私が、ごみ箱、です。」と自己紹介していました。礼儀正しい感じです。
今度訪問する際は開店直後に行って、コンディションの良い状態のお湯に入りたいものです。

 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪
総括:立寄り入浴施設型 炭酸系温泉
ようござんす度:C(由緒ある炭酸泉を体内外両方で味わう。)

****  施設データ *************

頓原温泉 リフレッシュセンター
住所:島根県飯石郡飯南町頓原1070
源泉名:頓原温泉
泉質:含二酸化炭素-Na-炭酸水素塩・塩化物泉,14.5℃,成分総計:3.62g/kg
電話番号:0854-72-0880
営業時間:10:00~20:00 第4木曜
料金:\400 

    

| | コメント (0)

海潮温泉 町営憩いの家 かじか荘

海潮温泉 町営憩いの家 かじか荘

Dsc07653_512Dsc07652_512  

島根県雲南市の山間にある海潮温泉の共同浴場です。小さな温泉地なので道が狭く,探すのにちょっと苦労しましたが、山水館の隣にある見通しの悪い細道に入ってまっすぐ行くと、公民館風の外観の「かじか荘」がありました。 

Dsc07628_512_2Dsc07627_512_3  

玄関エントランスを入るとすぐのド真ん中に料金箱が置いてあります。所定料金を入れ、下に置いてある用紙に(済)のハンコを押すシステムになっています。これで何人入ったかの確認をしているようです。 

Dsc07630_512Dsc07631_512  

奥に進むと大きなテーブルやベンチが置かれたロビーがあり、自販機にはタオルや石鹸などのお風呂道具の他に 幅広い年齢層向けのお菓子(羊羹からチョコボールまで(笑))が売られています。近所の子供さんが100円玉を握りしめチョコボールを買いに来ていました。ちょっとしたコンビニ代りにも利用されているのかしら? 

Dsc07632_512Dsc07633_512_2 

 

15畳程の畳敷きの休憩所もあり、浴後ゆっくりと寛ぐこともできます。脱衣所にはちゃんと鍵付ロッカーがあり、入浴料\200にしては充分過ぎる設備です。パイプ椅子の横に置かれている木製の物体はベビーベットかしら?だとすると随分とコンパクトです。
内装,外装ともに鄙びた雰囲気ですが掃除が行き届いていて清潔な印象です。

Dsc07640_512  

浴室は比較的新しいように見えるタイル製で、6人程が入れる縦長の浴槽です。無色澄明で透明度がかなり高いピカピカのお湯は ふんわりと柔らかく,つるすべした浴感で しっとりした肌触りです。ほぼ無臭無味ですが、微かに香ばしい温泉鉱物臭のような風味と硫酸塩系の清涼味があります。

Dsc07644_512  

とにかくかけ流しの量が尋常ではありません。湯尻とか関係なく,浴槽のいろんな箇所からお湯が溢れ,床を洗い流していきます。
 
Dsc07637_512Dsc07649_512  

湯口の源泉蛇口はほぼ全開状態で、ドッパドッパとお湯が注がれています。湯温は40.5℃と温めの適温で、水で薄める必要がなく ゆったりと入浴を楽しむことができます。浴槽に入ると 自分の体積分のお湯がザバーンと床に溢れますが、大量に源泉が投入されているので すぐまた満杯になり、何度も出たり入ったりを繰り返してしまいました。
特に大きな特徴があるお湯ではありませんが、何よりお湯の鮮度が抜群です。これだけ鮮度が良ければ個性を超える入り応えがあるというものです。
休憩込みで\200という料金,しかもお湯の鮮度は抜群で普段使いにも最適なお湯質です。家の近くにあれば毎日でも入りたい共同浴場でした。 

Dsc07654_512_2Dsc07656_512  

 

近くには「海潮温泉」のモニュメントがありましたが、お湯は出ておらず残念。
その向かいに建っていた 温泉自治会公民館には 「広場や川をきれいに 思いっきり遊びましょう」の看板がありました。普通なら”川遊び危険。注意!”等 注意を促す事が多いと思うのですが、この周辺では子供達がのびのびと遊ぶことができる環境なのだろうと羨ましく思いました。

  

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪♪
総括:デラックス共同浴場型 ドパドパ掛け流し系温泉
ようござんす度:A(海潮温泉の良心。良泉。)

****  施設データ *************

海潮(うしお)温泉 憩いの家 かじか荘
住所:島根県雲南市大東町中湯石475
源泉名,泉質:成分表示なし
営業時間:9:30~21:00 第2・4月曜
料金:\200 

| | コメント (0)

出雲駅前温泉 らんぷの湯

出雲駅前温泉 らんぷの湯

Dsc07626_512  

JR出雲市駅から徒歩1分のところにある日帰り入浴施設です。街中にも係わらず 広々とした駐車場に 大きな切妻造り平屋の建物が目を引きます。 

Dsc07624_512Dsc07610_512  

 

併設された食事処の前には屋根付きの立派な足湯があり、質の良さそうななお湯がかけ流しになっていました。 

Dsc07611_512Dsc07617_512  

館内は木材を多用した純和風の落ち着いた雰囲気で、浴後の待ち合わせや小休憩でゆったりと寛げる空間になっています。
「らんぷの湯」という施設名どおり、建物内の照明にはランプが多用されており、揺らめく柔らかい光に包まれた 懐かしくて温かい空間を演出しています。  

Dsc07618_512 

浴室も木材を多用しており、純和風な佇まいです。天井や洗い場等,見えるだけで17コのランプが設置されていました。窓一面の大窓があり、昼間は明るくて開放的な雰囲気ですが、夜はランプの光で幻想的な雰囲気になるのでしょうね。

Dsc07619_512  

浴槽はタイル製で16~17人は入れる大きさで,42℃の適温に加熱されたお湯が トポトポとかけ流しになっています。オレンジ褐色濁(透明度:約30㎝)で少量のオレ褐色沈降物,多量のオレ褐色コケ状の浮遊物があります。粉っぽいような臭素臭と土類塩臭があり、薄まろ塩味とミネラル系のスルメ状渋味がある濃いお湯です。
驚くほどではありませんが鮮度の良いお湯で、 キシっとした浴感が気持ち良いです。

Dsc07616_512_2  

浴室から外へ出るとウッドデッキがあり、露天風呂になっています。屋根付きで囲いがありますが、目の前が竹林なので 竹の子等を愛でつつ(訪問時:5月初旬)、和風の風情で入浴を楽しめます。

Dsc07621_512Dsc07615_512  

1人用の小さな浴槽が3つ置いてあり、お湯がトポトポと注がれ弱いかけ流しになっています。湯温は37.5℃とかなり温めでゆっくりと浸かることができます。鉄鍋1人用の浴槽は18℃の水風呂で、地下水使用とのことですが、薄い笹緑微濁の色付き水なので、何かしらの成分が含まれているのかもしれないですね。

少量の塩素消毒があるお湯とのことですが 投入量は最小限で抑えられているようで、塩素臭等はほとんど感知できません。かけ流しでお湯使いも満足がゆくものです。何より 街中でこんなに綺麗で落ち着いた空間で入浴できるというのは有り難い事で、近くへ行った際には是非また訪れたい入浴施設でした。

 

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:駅前日帰り施設型 充実系温泉
ようござんす度:A(お湯も設備も雰囲気も大満足)

****  施設データ *************

出雲駅前温泉 らんぷの湯
住所:島根県出雲市駅南町1-3-3
源泉名:出雲駅前温泉 らんぷの湯
泉質:含鉄-Ca・Na-塩化物泉,27.2℃,成分総計:4.26g/kg
電話番号:0853-20-2626
営業時間:10:00~22:00 水曜休
料金:\600 

 

| | コメント (0)

池田ラジウム鉱泉 放泉閣 ~お風呂編

池田ラジウム鉱泉 放泉閣 ~お風呂編

浴室が2つあり、どちらもグループ毎の貸切で使用します。日帰り入浴客が来る時間帯は順番待ちになる場合があり、宿泊客は宿の人に入りたい旨を伝えておくと、部屋まで呼びに来てくれます。他にお客さんがいない時は、空いている方に自由に入れます。

【小浴場】

Dsc07524_512Dsc07521_512  

入浴する際は札を『入浴中』にしてから中へ入ります。脱衣所は小ぢんまりとしてシンプルな造りです。 

Dsc07516_512Dsc07517_512  

2人程が入れる大きさの浴槽には37~40℃のお湯が溜め湯状態で入っています。壁には源泉を出すバルブと追い炊き用スイッチがあり、基本源泉足し放題&追い炊き放題なので、自分好みの湯温で入浴することが可能です。 

Dsc07519_512  

湯口や浴槽まわりにはオレンジ褐色の析出物で染まっています。淡オレ褐色白濁(透明度:30㎝)で炭酸臭+金気臭,しっかりピリッとした炭酸味+金気味+薄塩味,すべキシした浴感がありました。 

Dsc07520_512Dsc07523_512 

源泉バルブを開けると湯口から勢いよく源泉が出て来ます。半開でこの勢い。全開すると水圧で湯口の上部が浮き上がります(・∀・) 中浴場に比べると浴槽が小さい分 源泉の入替効率,追い炊き効率が良いです。 

【中浴場】

Dsc07532_512Dsc07534_512_2

もう1つの浴室は脱衣所,浴槽ともに一回り大きめです。普段は蓋が閉められており、蓋の開け閉めはセルフになっています(小浴場も同じ)。結構重い蓋なので取り扱いに注意が必要です。  

Dsc07556_512Dsc07562_512   

浴槽は2~3人が入れる大きさ,37~40℃の溜め湯状態の浴槽になっています。入った途端にアワが付きます。 

Dsc07536_512Dsc07535_512  

 

小浴場と同じように源泉投入用のバルブと追い炊き用のスイッチが設置されています。源泉温度は15~17℃と冷たいので、大量に投入してすると低温風呂になります。低温なので長く入れ、炭酸成分のジンジンと染みるような温まり感があります。追い炊きすると 更にモリモリと気泡が付くようになります。湯当たり寸前の強力な入浴感はラジウム含有量が多いためでしょうか。(実はこちら、現在使用されている源泉の中ではラジウム含有量が日本一の鉱泉です)。

外には露天風呂がありますが、訪問時は浴槽にお湯は入っておらず,扉もロープで開かない状態になっていました。

Dsc07499_512Dsc07527_512  

ロビーにはテーブルとソファーが置いてあり、一寸休憩できるようです。テーブルにはインスタントコーヒー等が置いてあり、「セルフサービスですが、御自由にどうぞお飲み下さい。」との有り難い貼り紙がありました。
冷蔵庫にも「冷たいお飲物が入っていますので、どうぞ御自由に。」との貼り紙があり、アイスコーヒー(?)が冷やしてあるという おもてなしの心が嬉しいですね。 

Dsc07497_512Dsc07576_512  

門を入ってすぐの所に源泉が静々と湧き出しており、飲泉所となっております。『ラヂウム鉱泉 三号泉』の看板があり、浴室で使用されているのと同じ源泉のようです。炭酸味+金気味+塩味がありますが、湯口の源泉と比較して塩味がかなりキツく感じます。(本当は源泉でごはんを炊きたかったのですが、この塩分の強い源泉で炊飯すると 健康,味ともに危険を感じるので断念致しました。)

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:小規模鉱泉宿型 ポカポカ炭酸ラジウム系鉱泉
ようござんす度:A(ラジウム含有量 日本一の鉱泉。)

****  施設データ *************

池田ラジウム鉱泉 放泉閣
住所:島根県大田市三瓶町池田2660-2
源泉名:池田ラジウム鉱泉 3号泉
泉質:含放射能-Na-塩化物泉,19.6℃,ラドン含有量:664×10^-10Ci/kg,成分総計:11.22g/kg
電話番号:0854-83-2833
営業時間:要確認
日帰り料金:\500 
宿泊料金:1泊2食付 \7350

| | コメント (0)

池田ラジウム鉱泉 放泉閣 ~宿泊編

池田ラジウム鉱泉 放泉閣 ~宿泊編

Dsc07495_512Dsc07498_512  

島根県の三瓶山西麓,県道30号線沿いにひっそりと建つ、一軒宿です。やや鄙びた門構えで大きな農家風民家のような建物が見えます。温泉宿は門を入って左奥にあり、カントリー調?に改装された小奇麗な建物になっています。
過去に2度程 立寄り入浴にチャレンジしたことがありますが、2度とも『本日休業』の札の前で玉砕していた温泉宿です。なので今回は宿泊の予約を入れて万全の準備の下 訪問しました。

Dsc07503_512Dsc07502_512_2  

我々が宿泊したのは『梅』の間です。部屋の扉を開けると廊下があり、突き当たりが部屋付きのトイレになっています。 

Dsc07500_512

部屋は8畳+広縁付きの和室角部屋で、明るくて綺麗です。部屋の真ん中にはコタツが置いてあるので、ゆったりと過ごせます。 

Dsc07506_512Dsc07504_512  

オシャレなワゴンには電気ポットとお茶セットが入っており、広縁には洗面所も設置されています。床の間にはテレビ,小さな冷蔵庫もあって快適に過ごせます。

Dsc07507_512Dsc07508_512_2  

広縁からは手入れされた庭を眺めることができ、ベランダの大窓を開けると縁台もあります。縁側に腰掛けながらお茶をすするという純日本的な寛ぎかたができるお部屋です。  

Dsc07513_512Dsc07515_512  

雪見障子を使用していたり,襖の模様が刺し子風だったりして、ちょっと凝った建具を使用しています。浴衣,貸タオル類は自分の家で洗濯した風で、ちょっとヨレヨレなのが微笑ましいです。オレンジ色の析出物が付着する泉質なので、タオルが沢山あるのは嬉しい限りです。

 

【夕食】

Dsc07537_512  

食事は食堂でいただきます。この日は宿泊客は自分達を含めて2組しかいなかったので、他の1組(5~6人のグループ客)は手前のテーブル席で,我々は奥の座敷部屋でいただきました。 

Dsc07540_512  

この日の献立は 食前酒(レモン酒),エビフライ(サラダ菜,マカロニサラダ添え),煮物(筍,蕗巾着,ぜんまい,椎茸,わらび)きんかん甘煮,大根の鬼おろし添え,ごま豆腐,お刺身,小松菜のお浸し,筍ごはん,アラ汁,白飯でした。 

Dsc07542_512Dsc07543_512  

海老フライは大きめの海老を開いてから揚げているのでサクサク香ばしかったです。刺身は光りもの系で、鮮度が良く,脂が乗っていて美味でした。トロリと濃厚で甘い醤油に付けて食べます。
みそ汁は赤味噌に近い熟成された味噌に魚の旨味とコクが出ていてコク旨でした。旬の山菜,筍ご飯も美味しかったです(訪問時:5月上旬)。すごく豪華な食事というわけではありませんが、質,味付けが良く,量も丁度良かったです。

  

【朝食】

Dsc07572_512  

朝食は 目玉蒸し(ネギ,刻み海苔,ぜんまい,ダシ醤油添え),ひじき煮,ふりかけ,味付け海苔,大根の鬼おろし,塩こぶ,沢庵,ご飯,みそ汁でした。ご飯は1人前ずつ お櫃に入っていました。
シンプルな和朝食ですが、ちょっと物足りない感じかな?小さな焼魚系と 乳酸菌甘味等が加われば文句ナシです。

お風呂編につづく →         

| | コメント (0)

小浜温泉 才市の湯

小浜温泉 才市の湯

Dsc07491_512_2

島根県温泉津町の温泉街から少し離れた 静かな商店街にひっそりと建つ共同浴場です。以前は小浜温泉共同浴場と呼ばれていましたが、外観のリニューアルとともに「才知の湯」と名称を変えたようです。 

Dsc07480_512Dsc07484_512  

脱衣所にはちょっと新しい現役の広告看板が飾られており、古き良き昭和の共同浴場のような風情を醸し出しています。 

Dsc07479_512_2Dsc07486_512  

浴室は壁がパステルな水色に塗られており、ちょっとハイカラな感じです。カマボコ型の3~4人程が入れる浴槽が1つあり、湯の成分で浴槽や床面は赤褐色に染まっています。時折聞こえる「ボンボコ」という大きな音はお湯を沸かす音のようで、湯温は41℃,微量のお湯が注がれて弱~い掛け流しになっていました。

緑褐色濁(透明度:約30cm),湯口は浴槽内にあるので味はわかりませんが、土類系の鉱物臭があります。お湯の鮮度はそんなに良くありませんが、弱いすべキシした浴感があります。濃い目なお湯で 入り応えがありながらも,温泉津温泉の共同浴場(元湯,薬師湯)と比較すると柔らかいお湯質と温度なので、ゆっくり入れます。普段使いに適した庶民的な共同浴場でした。

****  個人的評価 *************

雰囲気:♪♪♪♪
お湯  :♪♪♪
コストパフォーマンス:♪♪♪
総括:共同浴場型 庶民派系温泉
ようござんす度:B(濃い目のお湯を気軽に楽しむ。)

****  施設データ *************

小浜温泉 才市の湯
住所:島根県大田市温泉津町温泉津
源泉名:小浜温泉
泉質:Na-塩化物・硫酸塩温泉,26.4℃,成分総計:7.65g/kg
営業時間:16:00~20:30 月曜休
料金:\300 

湯の原温泉 個人宅(H田おばあちゃんの湯) … 残念。閉鎖されていました。_| ̄|○
Dsc07459_512_2 

温泉津町 湯の原温泉にあった元宿の民家です。住んでらっしゃる おばあちゃまにお願いし,ご厚意で入らせてもらう特殊な形態の温泉で、コテコテ析出物&濃厚なお湯と人情が魅惑的な知る人ぞ知る温泉でした。
老人ホームの向かいにある その民家を訪れてみましたが…空家になっていました(´;ω;`)
近所のグループホーム職員の方に訊ねてみると、おばあちゃんは去年くらい(?)に 家を売って娘さんの所に身を寄せたようだ。とのこと。あまりに残念過ぎる。   

| | コメント (0)

より以前の記事一覧