栃尾又温泉 自在館 (建物編)
栃尾又温泉 自在館 (建物編)
新潟県魚沼市にある山中の有名な湯治場温泉です。ラジウム含有のぬる湯で、「子宝の湯」としても有名です。
こちらの温泉地は、以前までは気軽に日帰り入浴ができたのですが、現在は宿泊者(又は食事付休憩者)しか入浴することができません。
3軒ある旅館が共同で外湯を管理しており、その内2軒は外湯のみの外湯旅館。今回は内風呂があり外湯にも入れる自在館に宿泊しました。
旧館の外観はトタンやベニア板系で補修されているようで、あまり趣きはありません。でも老舗旅館らしく渡り廊下があるのが嬉しいです。
今回宿泊を予約をしたのは旧館です。せっかく老舗旅館に泊まるなら、古い木造の建物を堪能しないと損な気がして。しかも安いし。
旧館は大正時代の建物とのことですが、内装は手入れが行き届いており、廊下はピカピカに磨かれて黒光りしていました。廊下の窓は引き戸のように床付近から開き、花山温湯温泉の佐藤旅館を思い出しました。
通されたお部屋は趣きのある しっとりとした和室で、6畳が2間続きで広々としています。部屋と廊下とは ふすま1枚隔てただけなので、隣室や廊下の音が気になるのではという心配がありましたが、旧館には他に宿泊客はおらず貸切状態だったので気兼ねなく過ごすことができました。
クーラーなどという文明の利器はありませんので、窓を開け,開けたふすまに簾を掛けて風を通します。古き良き日本の風情です。
時代箪笥風の箪笥の上にはタオル,ハブラシの他に足袋ソックス,作務衣のような部屋着も用意されています。外湯へ行く際の移動距離,階段の上り下りを考慮し、動き易いようにとの細やかな配慮だと思います。
浴衣がお好みの方は、渡り廊下前の棚に各種サイズの浴衣が用意されています。

2間続きの部屋かと思っていたら、表と裏で違う部屋番号の札が掛かっていました。
そうか、昔はふすま1枚隔てて2つの部屋として使用してたんだ。
裏側(山側)にも細い廊下があります。まっすぐ行くと簡単な炊事場がありました。湯治コースの人が昼食を作る時などに使うのでしょうか。
夜の旧館の様子です。カーテンなどが無いので、窓から漏れる灯りによって建物が浮かび上がり、宿場風で とても良い雰囲気でした。
















ベランダは黒い銅板の切れ端のようなものの集合体で、建物本体との素材の違いが面白いです。



















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