大地の芸術祭2012 その5 スノーワーカーズ・バレエ2012

大地の芸術祭2012
スノーワーカーズ・バレエ2012 ~雪上舞踏会~

Dsc07733_400次に我々が目指すは「雪上舞踏会」。9月なのでもちろん雪などはありませんが、『スノーワーカーズ・バレエ』。除雪車たちが踊るバレエを見に行きます。
相方A氏が前売りチケットをイープ〇スにて購入してくれてました。全席自由で¥1500也。

本日出演予定の役者さん達がズラリと並んでいます。開演前には色んな種類の除雪車を間近で見たり、乗せてもらえたりするので、小さなお子さんたちも大喜びでした。

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大地の芸術祭2012 その4 農舞台,キョロロの森周辺

大地の芸術祭2012
【キョロロの森周辺・農舞台】

Dsc07565_400十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ の周辺にも作品が展示されています。

建物の前にあるエア入り系の作品は『スカラベ(ふんころがし)』。巨大です。

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大地の芸術祭2012 その3 上鰕池名画館

大地の芸術祭2012
【上鰕池名画館】

新潟県十日町市の上鰕池(かみえびいけ)という20世帯57人の小さな集落で展示された作品群です。
作品は主に建物2階に展示されていますが、1階の階段脇に1作品のみ展示されていました。

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田休祭(たやすみまつり)の準備。集落では年に数回、集会所に集まり宴会が開かれる。
地元のお酒は代々伝わる「赤鍋」に注がれ、女性たちがついで回る。
食べ物は取れ立ての野菜を中心に各家庭から持ち寄られる。
↑ 
のような解説文が作品毎に付けられています。
いわゆる”世界の名画”を上蝦池版にリメイクした写真作品が展示されているのです。
もちろん撮影場所も上蝦池。モデルさんも全て集落の人々です。

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大地の芸術祭2012 その2 在るべき場所

大地の芸術祭2012 
【在るべき場所】

Dsc07446_400新潟県津南町は魚沼産コシヒカリでも有名な米どころ。稲穂が広がる上野地区にお目当ての作品がありました。

道路沿いに見慣れない赤い道路標識があります。『ブエノスアイリス 18482km』って…えらい遠いがな!
しかも矢印が十字方向になっておる!どっちやねん!?と慣れないツッコミを入れていたら 相方A氏が、「地球の真裏ということでしょ?」と仰った。 (゚∇゚;)ナルホド

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大地の芸術祭2012 その1 風の音・土の音

大地の芸術祭 2012
「大地の芸術祭」とは、越後妻有周辺で3年に1度開催される芸術祭で、今回は7月29日~9月17日に開催されていました。
越後妻有2市町(新潟県十日町市,津南町)全域760k㎡という広大な会場に、367点ものアート作品が点在しています。
野山に設置してあり 無料で自由に鑑賞できる作品,芸術祭の期間限定で鑑賞できる作品,通年鑑賞できる有料の施設など 色んな形式のものがあり、観客参加型の作品やワークショップ等も開催されます。
限られた日程で 全部を鑑賞できるはずはないので、公式ガイドブックを購入して 観たい作品を予めピックアップしてから アート巡り散策に行ってきました。

【風の音・土の音】

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十日町市土市の招魂社に2作品が展示されているとのことで、芸術祭の幟と作品看板を頼りに集落の裏山にある坂道を上りました。
なんだか獣道のようになってきて、大丈夫かしらと心配になったタイミングで、頂上の開けた場所に出ます。
高原の涼しい風が吹いていました。

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プチトイレの絵付け体験 @INAX ライブミュージアム 

INAX ライブミュージアム

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常滑焼で有名な愛知県常滑市にあるINAXの博物館。以前、この近くにある坂井温泉を訪問した際に行きたかったのですが、時間がなく断念した経緯があり今回やっと来ることができました。

敷地内にはいくつかの建物があり、
・世界のタイル博物館
・窯のある広場・資料館
・建築陶器のはじまり館
・ものづくり工房
・土・どろんこ館
・陶楽工房  

見学系は入館料共通(大人\600)となっています。
 
ちなみに以前訪問した直島銭湯「Iheart01湯」のタイル絵や便器の絵付けはこちらの「ものつくり工房」で行われたようです。

【陶楽工房】 …プチトイレの絵付け体験 

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こちらの工房では、モザイクタイルアートやタイルの絵付け等、一般の人が簡単に体験できる講座メニューがいくつかあります。
その中でもやってみたかったのは「プチトイレの絵付け。窓際に完成品見本がずらりと並んでいました。

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受付の奥には木製の作業台が並びます。予約制とのことでしたが飛び込みでも体験することができました。
スタッフさんがパレット,下絵用の鉛筆,筆,陶芸用絵具,水入れ等を準備してくれます。 

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プチトイレの登場です。最初に表面をよく拭いて皮脂やほこりを除きます。そして鉛筆で下絵を描き、絵具で上書きしていきます。
絵具は粉末が沈んでいるので使用前によく混ぜて使用します。絵具は薄め過ぎると焼き上がりが斑になり、濃すぎると発泡による気泡が残ったりするので、備えてある焼き上げ前後の色見本を参考に最適濃度に調整する必要があります。

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私は絵心がないのでウシ柄で。こんな便器があったらカワイイなあ。絵具の色はほとんど黒しか使ってないし(笑) 

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相方A氏はというと… 洗浄器付きトイレになっていました(ちゃんと水洗レバーも付いています)。しかも元自社製品の商品名が書かれています。同業他社(しかも大手)のINAXさんへの宣戦布告みたいな形になってますが、大丈夫でしょうか。
絵心がない相方A氏がこんなに上手にマークを描けるとはΣ(゚□゚*)。彼の中の隠れた愛社精神の存在を確認しました!

【焼き上がり品が到着しました♪】

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プチトイレが無事に到着しましたが、さて何に使えば良いのだらう?当然のことながらトイレとしては使用できないし、小物入れにはちょっと浅いし…。アクセサリー置き場とか?
そうだ!キスチョコ置き場なんて似合いそうだぞ!! 
ウシ柄便器の背後からは蟻を上らせてみました。糖尿病に注意という不摂生への戒めも含めていますが、まあサルバドール・ダリ風ということで。

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ホルスタイン種の乳牛らしく、ビーチクなども描いてみました。宅配便伝票の品名欄に「プチトイレ作品」と書かれているのがちょっと恥ずかしい感じ?
 

【世界のタイル博物館】

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以前「世界の装飾タイル」という本を購入したことがありますが、よく見てみると こちらの博物館編集によるものでした。 
温泉巡りをするようになってから、装飾タイルに興味が出てしまい、こちらの見学も楽しみにしていました。

入って最初の展示物はBC3500年頃のメソポタミアの装飾壁を再現した廊下です。

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クレイペグと呼ばれる円柱型の焼き物で、モザイク模様になるように土壁に刺して使用します。こちらの廊下では5万本のクレイペグを使用しているそうです。 

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こちらはイスラムのモスクや宮殿を模したドーム型の天井にタイルが貼られています。
星型や型抜き,十字型などが多く,青釉やラスター彩(金色)を多用しているのも特徴です。 

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星型と十字型を組合せたり,アラベスクや浮き模様など個性的で見ていて飽きません。
また、タイル片を組み合わせて模様を形成したモザイクタイルもカッコ良い。
スペインのタイルも鮮やかな色彩と紋章文や幾何文のタイルがとってもクール。モザイクタイルの簡便法であるクエンカも素敵♪

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イギリスのタイルで一番気になったのは、量産タイルの裏側(裏足)の文様。
プレス成形時の圧力を一定にするためや、接着面の表面積を広げるため タイルの裏面には凹凸が付いており、刻印もされていました。このように各社の見えない部分での粋とこだわりが楽しいですね。 

本当は「窯のある広場・資料館」にて染付古便器コレクションを拝見したかったのですが、全くもって時間がなかったので断念となりました。次回はもう少し時間をとって、常滑の街中散策や窯巡りもしたいかな~。 
 

INAX ライブミュージアム
住所:愛知県常滑市奥栄町1-130
電話番号:0569-34-8282

陶楽工房
プチトイレに絵付け体験 \1500,完成後(約1ヵ月)発送。送料\950
要予約 (10:00~,13:00~. 15:00~)
電話番号:0569-34-7519

世界のタイル博物館
開館時間:10:00~17:00 第3水曜休
入館料(世界のタイル博物館 他 5施設共通) \600

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浜松市楽器博物館

浜松市楽器博物館

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JR浜松駅から徒歩1分。アクトシティという複合施設内にある市営の楽器博物館です。
浜松市は日本で初めて国産ピアノが製造された街で、ヤマハ,河合楽器,ローランドをはじめ、楽器製造が盛んな街でもあります。以前から気になっていたのですが、今回やっと訪問する事ができました。

【第1展示室】

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1階の第1展示室にはアジア系の楽器を展示しているはずなのですが、館内に入ってすぐ正面には何故かバンジョーコーナーがありました。ビンテージ物や 美しい飾り板のバンジョーが40本程並んでいます。こちらの博物館に大量に所蔵されているという,かの有名なツムラコレクションの一部でしょうか? 

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展示室の中央にはインドネシアの民俗音楽,ガムラン楽器がずらりと並んでいます。ジャワ島周辺の青銅製打楽器群の合奏で、独特な音階と涼しげな音色がアンビエントです。
同じインドネシアでも地方によって異なり、バリ島周辺には青銅製のガムランから派生した竹製の「ジュゴッグ」などがあり、それも展示されていました。

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モンゴルコーナーでは代表的な楽器,モリンホール(馬頭琴)を見ることができます(「モリン」は馬,「ホール」は弓を使う弦楽器という意味)。その他,家鴨頭琴は「フンホール」,龍頭琴は「シャナガンホール」という名でした(「シャナガン」は馬乳酒を汲み出す杓子の意味で、龍の頭とは関係ないようだ)。

その他は聞いたことのない楽器名のオンパレード。大きなでんでん太鼓風の楽器名は「ンガ」。エンドレスしりとり用ワードのストックが1つ増えました。
その上にあった3連のでんでん太鼓風楽器は「オヤンガット・サンジュール・ヘンゲレック」?長過ぎて絶対に覚えられない名前ですな。

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「パッタラー」はビルマ(ミャンマー)の代表的な打楽器で、通常は舟型,竹製の木琴なのですが、こちらの音板は金属です。
そして何よりも艶消しゴージャスな外観が素敵。「ピンサッ・ユーパ」という想像上の霊獣がモチーフになっています。”5つの姿”という名前の通り、象(鼻),鹿似の伝説の動物ホー(角),鳥(羽),馬(足のひずめ),鯉(尾っぽ&鱗)が合体している縁起の良い動物のようです。

その隣にあったのはタイの楽器で「コーン・モーン」。270°くらいまでカーブした木枠に小型銅鑼をいくつも収めた楽器で、葬儀などで合奏されることが多いそう。
胴部に貼り付いている金ピカ ゴージャスな海老反りの像は、半人半鳥の姿をした「キンナリー」というヒマラヤ在住,ヒンドゥー教の学芸の神さん。

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インドコーナーへ行くと見覚えのある楽器が。大きいシタールだ~!と思ったら、「ヴィーナ」という南インドの伝統的な楽器でした。共鳴胴の他,ネックの部分にも共鳴用の瓢箪が付いており、全体的に孔雀だったり、ヘッドの部分が鳥の頭だったり派手です。 
隣のエリアに展示されていたシタールは北インド発祥の楽器。こちらは共鳴胴のみになっています。こうして見ると 結構小柄なのね。

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日本コーナーもありますが地味でした。一弦琴,二弦琴,三味線各種や琵琶などが並びます。最後のブースには無ジャンルの楽器達…木魚や三板,拍子木,ポッピン(ビートロ),ムックリ(アイヌ民族の口琴)等々置いてあり、こちらの方面をもっと充実させて欲しかったかも。
水琴窟は甕だけが展示されたいましたが、どうせなら音が出るように展示して欲しかったぜ。

【第2展示室】

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うん。充実した展示物であった。と満足していたらスタッフの方が「下の方にもありますのでどうぞ。」と案内してくれました。吹抜け状の大理石階段を下りると…広々とした第2展示室がありました。ヨーロッパの管楽器,弦楽器が並びます。 

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代表的な楽器の前にはヘッドホンが置いてあり、楽器の音色を聴くことができるのも よござんす。
このファゴットの音がかなり好みで何度も聴いてしまいました。相方A氏も同様の行動を取ったもよう。

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テナー・バルブ・トロンボーンは一般のトロンボーンのようなスライド式ではなく、7本の管を6つのバルブで制御します。

写真右のくねくねしたカワイイ楽器は「セルパン」。フランス語で蛇という意味らしい。19世紀以降は他の楽器に取って代られて使われることがなくなった古楽器です。
本体は木製で、穴の開閉で音程調整をするので木管楽器に分類されるかに見えますが、唇の振動で音を出すマウスピースが付いているので金管楽器とのこと。

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「ビュサン」はトロンボーンの仲間の古楽器。後ろでパキャーと口を開けている動物系は 龍の頭らしい。フランスやベルギーの軍楽隊の楽器として使用されていたとのこと。

ぐるんと激しくカーブしたこちらの楽器はポストホルン(郵便ラッパ)。 

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「ハープ・リュート」はその名の通り ハープとリュートを組み合わせた変種のギター。

ロシアの楽器、バラライカは胴体が三角形なのが特徴。この形が作りやすいらしい。
「聴かせてバラライカ♪」と有名な歌の歌詞にも出てきますが、残念なことにヘッドホンがなかったので聴くことはできませんでした。

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アコーディオンのなかまのコーナーも面白いです。本型ふいごが付いた鍵盤楽器「ブック型リーガル」はそれっぽいですが、「メロフォーン」はアコーディオンのなかまとは思えない弦楽器のような形をしています。

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「ストロー・ヴァイオリン」はストローさんが考案した、ヴァイオリンに蓄音器を付けたようなもの。
「ステッキ・ヴァイオリン」は仕込み杖型ヴァイオリン。ヨーロッパの人々の楽器に賭ける情熱って すごいなあw(゚o゚)w 

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「バリトン」はチェロ風の楽器ですが2階建てに弦が張られており、上の弦(ガット弦)は右手に持った弓で弾き、下の弦(共鳴弦)はガット弦を押さえている左手の親指で弾くらしい。こんなん誰が弾けるんや!!
案の定,演奏や調律が非常に難しいので廃れてしまったようだ。

「ハーディ・ガーディ」という古楽器もありました。弦と鍵盤とハンドルがあり、ハンドルを回すと弓代わりの回転板が弦を擦って音を出します。旋律弦を鍵盤で押して旋律を奏でる他、単一持続音を出すドローン弦が付いているのも特徴です。

【第3展示室】

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奥には第3展示室がありました。こちらにはピアノを中心にヨーロッパの鍵盤楽器が何十台もずらりと並んでいます。スゲ~!!(゚ロ゚屮)

小型のパイプオルガンが置いてありました。博物館があるアクトシティ浜松の中ホールのステージ正面には巨大なパイプオルガンが設置されているらしく、一度聴いてみたいものです。 

チェンバロ!ヽ(´▽`)/好き~♪

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見た目はピアノっぽいですが、ピアノが打弦楽器なのに対してチェンバロは撥弦楽器です。つまり弦を爪(ピック)ではじいて音を鳴らします。
鍵盤の色が現代のピアノとは逆で、ナチュラルキーが黒鍵,シャープキーが白鍵になっているのがカッコイイです。このような配色はフレンチと呼ばれているそう。
↑の超豪華なチェンバロは、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世(1765年・パリ) 作で、実際に演奏会などで使用されています。

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ここの展示で面白いのは、ピアノ等の断面模型とパネルで 構造と音の出る仕組みを説明しているところです。時代や製造元によって方式が異なるのがわかります。
またペダルについても解説があり、打楽器と連動しているものなど試行錯誤と進化の様子が垣間見れて面白いです。 

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こちらはジラフピアノ。ピアノとハープとのハイブリットのように見えますが、実はグランドピアノのフレーム部分を立てた感じのものです。
ジラフとはキリンのことで、その立ち姿がキリンに似ているところから名付けられたらしい。 


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第2展示場に戻って残り半分、アフリカ系,南米系の打楽器などの展示もありましたが、入館からカレコレ2時間が経過しようとしており、この後のスケジュールの関係でかけ足での見学となってしまいました。

パプアニューギニアの「横吹きトランペット」はかなりの大きさな上に おっかない人の形をしておる。
色んな素材の「ガラガラ」も楽しいです。ヘッドホンはありませんでしたが、だいたい音は想像がつきます(多分ガラガラと鳴るんだと思います)。

マダカスカルの楽器「ヴァリハ」は 竹筒の地味な外観からは想像がつかない澄んだ音色の弦楽器でした。

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アフリカの親指ピアノ「カリンバ」系も並びます。国によってムビラ(ジンバブエ),サンザ(コンゴ),チリンバ(タンザニア)と名称は変わり,デザインも異なりますが、仕組みは同じです。

「ギロ」は瓢箪にギザギザを彫り、それを擦ったり叩いたりする楽器。ブラジルでは同様の楽器を「ヘコヘコ」というのね。カワイイ名前です。
でも現代版は金属製で、エキスパンダーやチーズおろし器みたいな形をしています。パーカッショニスト山口とも氏の廃品打楽器を連想して、それはそれで楽しそうな感じ。

いったいいくらお金をかけているんだろう。浜松市。
見たことのない古楽器から、お宝モノのピアノなど、収集するのもメンテナンスも相当な金額がかかるのではないだろうか。
市営博物館で入館料\400ということだったので、浅草の太鼓博物館くらいの大きさかと思っていたらトンデモナイ誤算。この後のスケジュール調整が大変でしたが、とても嬉しい誤算でした。
次回はもっと時間に余裕を持って訪問したいです。浜松餃子はその時にリベンジします。

 

浜松市楽器博物館
住所:静岡県浜松市中区中央3-9-1
電話番号:053-451-1128
開館時間:9:30~17:00 第2・4水曜,年末年始休,その他臨時休館あり。
常設展入館料:\400  (アクトシティ駐車場 20分毎 \100)

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ふるさと伝承館

ふるさと伝承館

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八田温泉 樹園のすぐ隣にある、陶板壁が立派な建物が目に入りました。あれ?見たことのある土器の掛け看板が下がっていますよ。
入場無料とのことで、ちょっと立寄ってみました。1階には市内の遺跡で出土した土器や石器,この周辺で使用されていた古民具等が展示されており、土偶や土器のレプリカを使用したパズル等、子供でも楽しめそうに工夫された展示をしています。

年配男性スタッフの方が様子を見に来てくれ、些細な質問にも丁寧に答えてくれるので、とても勉強になります。 

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「2階にはもっと古くて貴重な資料が展示してありますよ。」と誘われるままに2階奥の展示室へ向かって、最初に目に入ったのは↑こいつ。
こ・これは! 2009年12月の東京国立博物館で開催された「国宝 土偶展」にあったヤツだ!!  山梨県の鋳物師屋遺跡の出土品(国指定重要文化財)らしい。
踊っているような可愛らしい人物が模られているのがラブリーです。写真撮影の許可を頂いて大撮影会となりました。
有孔鍔付土器と呼ばれる土器で、深鉢の入口付近に鍔と小さな孔が等間隔に複数有るのが特徴。使用目的は、”農耕用種子貯蔵説”,”酒造具説”等 諸説ありますが、解説してくれた男性スタッフは、人面装飾付土器であることから、孔は表面に張る皮を止めるためのものだという”儀式用太鼓説(?〉”を推していました。

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土偶の首が並べられた展示もありました。土偶は首や手足の部分を意図的に破損させたものが多く、何かの儀式に使用されていたものと考えられています。 

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こちらの人面装飾土器もかわいい。内部をよく見てみると、無数の欠片を貼り合わせて復元していることがわかります。こんなに真近で貴重な資料を,しかも無料で見学できるのは嬉しい限りです。
通常は粉々に砕けた状態で発見されることが多いそうです。状態が良いまま出土された物は、土砂崩れ等で集落が埋まってしまったため 風化の影響を受けなかった可能性が高いそうです。奥が深いなあ。

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こちらは ほぼ完全な形で出土された円錐型土偶です。書物等では正面写真のみ紹介される場合が多いですが、土偶は側面から見た方が仮面の具合等もわかりやすく,面白いので、興味のある方は 是非実物を見学されることをオススメします。
山梨県は遺跡がよく発見されるらしく、”民家建設中に出土したものは発掘費用は公費が当てられますが、企業建設中に出土したものは、企業が発掘費用を負担する。”等の裏知識も楽しく、規模は大きくありませんが 素人からマニアまで適度に楽しめる施設でした。
 

ふるさと伝承館 (湧暇李の里内)
住所:山梨県南アルプス市野牛島2727
電話番号:055-282-7408
営業時間:9:30~16:30 火・木曜休,年末年始休
見学無料

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西福寺 開山堂

石川雲蝶の彫刻@西福寺 開山堂   

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新潟県魚沼市にある西福寺は、天文3年(1534年)に上杉謙信が創建したと伝えられ、越後地方を中心に活躍した幕末期の彫物師,石川雲蝶の作品が多く残されている古刹です。
その中でも開山堂の内部には雲蝶作の見事な透かし彫りの彫刻や漆喰細工等を観ることができます。中でも堂内の吊り天井に所狭しと施されている「道元禅師猛虎調伏」の大彫刻は圧巻です。
また、本堂前の大廊下に施されている修繕の跡,「埋め木」にも瓢箪型などの見事な細工がしてあり、これも雲蝶作とか。遊び心のある おちゃめな天才肌といった感じの作風に、ついつい魅了されてしまいます。
宝探しのように注意深く見ていていても 見逃してしまう作品があるくらいに半端ない量の彫刻や細工が施されています。

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堂内は撮影禁止ですが、外から見る分には拝観料はかからず、撮影もできます。開山堂の上にはとても立派な屋根が架けられているのは、豪雪対策でしょうか。

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開山堂の屋根は茅葺の入母屋造り。向拝は唐破風で、鳳凰と思われる立派な兎の毛通しも見られます。 

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虹梁は描写の細かい荒波で、その上の蟇股は烏天狗。それにしても千社札が邪魔ですね。

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欄間の繊細なタッチの透かし彫りも見事です。 

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大好きなアニマル系の木鼻。向かって左側は獏でしょうか。下の方には怖い顔をした唐獅子がこちらを睨んでいます。

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この木鼻の何がスゴいっかって、子供を咥えているところでしょう。かなりバックリといっています。こんなの見たことがありません。

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向かって右側の木鼻は おそらく象です。

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こちらも象が子供を咥えています。こちらの方が子供の表情に若干の余裕があります。 

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向かって左側の虹梁は「龍に乗った 巻物を持つ老人」。龍も荒波もまるで さっきまで生きていたような躍動感があります。あまりに見事な海老虹梁で 賛辞の言葉が思い浮かびません。
その上の手挟には「鯉の背にしがみつく小刀を咥えた若武者」が彫られており、何かの物語がモチーフになっているのかも知れません。

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向かって右側の虹梁は「波間で龍に掴まれるお姫さん」。手挟は「雲上で老師が鬼を切りつけようとしている」彫刻でした。繊細ながらも大胆な構図でこちらも見事です。

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開山堂の隣に建つ 立派な鐘楼には、雲蝶と同時期に活躍した小林源太郎作の彫刻が施されています。 

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こちらは睨みをきかせた龍の彫刻ですが、繊細かつ柔らかいタッチで、雲蝶作の龍と比較すると優しい感じがしますね。

雲蝶作の彫刻は越後地方を中心に 複数のお寺に残されているようなので、時間を見つけて拝観して歩きたいです。

 

西福寺
住所:新潟県魚沼市大浦174
電話番号:025-792-3032
拝観時間:(4~11月)9:00~16:00,(12~3月)9:30~15:00 休館日:火曜,年末年始休
拝観料:中学生以上\300

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佐渡汽船のフェリー

佐渡汽船のフェリー

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佐渡島旅行で新潟港6:00発のフェリーに乗船するため、深夜2:00に出発した我々。荷造りが苦手な私は、ほぼ完徹状態です(´-д-`) 
まだ真っ暗な新潟港で待っていてくれたのは巨大なカーフェリー「おおさど丸」。全長131.9m,重量5373tの大型客船で、船内は広々としています。1等絨毯席はこんな感じで、寝転がりながら過ごせます。

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我々は1等椅子席を予約。椅子席ですが リクライニングシートを倒せるのでゆっくりと仮眠できます。早朝の便のため、お客さんが少なくて快適に過ごせました。

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新潟港を出て2時間半程の船旅です。「この航路は 国道350号線です。」という掲示があり、そうだったんだw(゚o゚)w! 有料国道なんですね?ちょっと驚きです。

Dsc03056_512 佐渡島が見えてきました。この日は生憎の曇天模様で、もう少し天気が良ければ景色も良かったのにね。
両津港には8:30に到着。朝から効率良く 温泉巡りをすることができました。 

 

 

 

佐渡島での買い食い

佐渡汽船ニュー商事売店

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佐渡島は自然豊かな土地なので、美味しい食べ物が沢山あります。地の物を買い食いするなら、両津港フェリーターミナルの改札前にある「佐渡汽船ニュー商事売店」がオススメです。島の名産品の他,地元の方が日常食べているような惣菜やパン等が置いてあります。
帰りのフェリー内でのおやつとして、幸次郎製菓の栃大福(5個入り,\410)と、甘塩イカ焼 \250を購入。栃大福は混ぜ物が少ないしっかりとしたコシのあるお餅で、ほんのりとした栃の実の風味と、黒糖のコクがあるこしあんの相性が良く、素朴な味で美味しかったです。
甘塩イカ焼は、一夜干し風のイカを焼いて 一口大に切られてあります。柔らかい身の部分と、旨味が濃い耳やゲソ部分の両方が楽しめます。適度な塩味がきいていて美味しかったです。
ちなみに幸次郎製菓では、「わかめ最中」なる飛び道具系の和菓子も作っておられます。勇気のある方は是非。

住所:新潟県佐渡市両津湊 佐渡汽船ターミナル 2F
電話番号:0259-27-4812
営業時間:5:00~19:30(カーフェリーの運行時間により変更有り) 無休
  

・両津港のフェリーターミナル 「シータウン商店街」

Dsc03433_512両津港のフェリーターミナルには、「シータウン商店街」と呼ばれる土産屋さんが並んでいる通路があり、「サドガシマンキャラメル」等の観光地らしいお土産を購入することができます。
ル レクチエ100%のジュースがあったので購入してみました。西洋梨の一種で、新潟県が主生産地らしいです。
淡い黄色で柔らかい果肉が多く含まれ,さらりとした甘味,西洋梨特有の芳香が強い、美味しいジュースでした。

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商店街の端にある石細工屋さんの前に、「さわし柿 \300」という紙が貼られたワゴンがあり、おけさ柿が売られていました。7個入って\300は安いです!
おけさ柿は、八珍柿(原木は庄内柿・平核無)という渋柿を、焼酎でさわして(さらして)渋を抜いた柿です。訪問した11月初旬は おけさ柿の収穫時期と重なり、島内のあちこちで 無人販売されていました。あまりに無造作に置かれていたので、美味しくなかったら嫌だと思い1袋しか買いませんでしたが、食べてみると とても甘味が強く,とろけるような柔らかさで、すごぶる美味でした。もっと買ってくれば良かった(´・ω・`)
小木温泉「かもめ荘」でご一緒したご婦人は、現在 新潟市内に住んでいるが、毎年この時期になると今は誰も住んでいない実家に帰って 柿を収穫するのだそうです。大量に収穫した柿は、焼酎を振りかけて1週間置いて渋を抜き、知り合いに配るのだそうです。食べ切れずに完熟した実は冷凍保存をして、夏にシャーベットとして食べるのだと言っていました。美味そうだなぁ。佐渡では、柿は生活に根付いているんですね。

 

・道の駅「芸能とトキの里」

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柿のシャーベットといえば、道の駅「芸能とトキの里」で購入した「おけさ柿のシャーベット(\250)」も美味でしたよ。最初はスプーンが折れそうなくらい固いので、10分くらい待ってから食べた方が良いと思われます。 
若干のリキュール系の風味があり,加糖がされているみたいですが、細かい果肉がクラッシュ状になっており あっさりとした甘味の、とても柿の味がするシャーベットでした。
欧米チックで不気味な牛のオブジェが目を引く、寂れた感じの道の駅でしたのう。 

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