富倉そば はしば食堂
富倉そば はしば食堂 (再訪)
長野県と新潟県の県境,飯山市の山間にある富倉地区は、そばが有名です。
3年前のGWに この先にある「金平の湯」へ行った際、お風呂は雪のため休業中。その傷心を癒すために偶然ふらっと入った食堂が「はしば食堂」でした。ここで食べた そばがとても美味しくて忘れられず 是非また食べに来たいと思っていたので、再訪することができて嬉しいです。
この辺は豪雪地帯で、雪で潰された民家が3年前のまま放置されていました。
「はしば食堂」の看板がなければ、外観は茅葺屋根を葺き替えた普通の民家で、食堂とは全然わからない佇まいです。
玄関には看板すらないので、ほぼ民家です。しかし店内に入ると…
仏壇や ご先祖様の写真が掛けられてあり、完璧に民家です。居間と和室の間の仕切りを取っ払い、畳の大広間のようになっており、そこにテーブルが6つ配置されています。
この店には有名人のサイン色紙はありません。サインは壁に直接記入するシステムになっているのです。前回訪問時は大物演歌歌手と有名個性派俳優のサイン2つしかなかったのですが、しばらく行かないうちに知らない人のサインが増えていました。
ここのメニューは 並ざるそば,大ざるそば,そしてもう1つの富倉名物"笹ずし"のみです。
その他にテーブル料として別途おかず代が\200かかりますが、このおばちゃん手作りのおかずが素朴でとても美味しいんです(この日は じゃがいもの煮っ転がし,シャキシャキ野菜のきんぴら,枝豆の煮浸し,山菜のお浸しの4品)。おかずを食べながら、主役のそばの登場を待ちます。
大きな丸ざるに2人前(大ざるそばと並ざるそば各1枚ずつ)が一緒に盛られて出てきました。
つやつやと光沢があって、見るからに美味しそうです。
富倉そばは 挽きぐるみの黒っぽい蕎麦で、つなぎにヤマゴボウの一種、"オヤマボクチ(雄山火口)"と呼ばれるの葉を使っているのが特徴です。
このオヤマボクチは蕎麦の風味の邪魔をせず、つるりと喉越しが良い,瑞々しいお蕎麦に仕上がっています。
噛むと新鮮なイカ刺しのようなコツコツとした弾力のある歯応えとコシが楽しめ、何も付けずに蕎麦だけ食べても美味しいくらいです。
つゆは やや甘めのまろやかで優しい味。魚系のダシがとび出ていないので 蕎麦の味を邪魔せず美味しく食べることができます。
もう1つの富倉の名物「笹ずし」も食べてみました。
富倉地区に戦国時代から伝わる押し寿司で、上杉謙信勢の献上した野戦食ともいわれています。
熊笹の葉の上に 酢飯のもち米を置き、山菜,椎茸等の佃煮系のおかずと紅生姜をのせた 素朴な味のお寿司です。
ちょっと私には酢が効きすぎているかな?
それから、ここの名物女将が可愛いのです。ちゃきちゃきしていて とっても元気なおばあちゃまです。蕎麦を食べに来てくれるのが嬉しくてたまらないといった感じです。
雰囲気良し,味良し,人良しで、総合的に一番大好きな蕎麦屋さんです。絶対また食べに行きたいなあ。
はしば食堂
住所:長野県飯山市富倉滝ノ脇3206
電話番号:0269-67-2340
営業時間:要確認
おかず4品(テーブル料)\200,並ざるそば\800,大ざるそば\1200,笹ずし(5枚)\600
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おまけ【前回訪問時(2006.5/初)】
GWだというのに雪が全然残っていた富倉集落。
客室(居間?)に入ると 新聞紙の上に広げられた蕎麦生地がありました。相方A氏が気が付かずに踏んでしまい 直謝りすると、おばちゃんが「いいよいいよ。どうせ食べる前に茹でるんだから。」と笑って言ってくれました。
蕎麦生地を広げているのは、乾燥させることでコシを増し,つなぎに使っているオヤマボクチの繊維を切りやすくするためだそうです。
この時はまだ、壁のサインは2000年に訪れた細川たかし氏と2005年に雑誌「自由人」の取材で訪れた緒方拳氏のサインしかありませんでした。
この日のおかずは 油揚げの煮物,こごみの煮物,シャキシャキ野菜のきんぴら,大根の飴色煮でした。おばちゃんの作ったおかず、美味しいなあ。















































































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