鉄輪名物 地獄蒸し@双葉荘
地獄蒸し料理
鉄輪地区では蒸気泉を利用した「地獄釜」で調理した「地獄蒸し」が名物となっています。
蒸すことによって素材の旨みを封じ込め,適度に温泉の塩味,風味が加わって美味しいんです。
鉄輪地区の貸間旅館には大抵自前の地獄釜を所有しており,宿泊者は自由に使うことができます。
今回宿泊した双葉荘で,好きな物を買ってきて 楽しい地獄蒸し料理をいただきました。美味しい上,食事代が安く済むのが嬉しいです。
色んな食材の蒸し時間(目安)が書かれています。多少時間が過ぎても焦げる心配がないので安心です。
地獄釜の横には料理を釜から取り出すための道具が掛けられています。火傷をしないためにも保護手袋(厚手のゴム手)の着用をオススメします。
部屋付の食器には大皿がないので,地獄釜の裏手の階段を上るとある,2階部屋用の共同台所からお借りするのが良いでしょう。こちらの台所には少量ならば調味料も置いてあります。
【1日目~肉料理の日】
2連泊するので,1日目は肉料理にしました。
温泉街から少し離れた場所に大きなスーパーができていたので,そこで食材を購入しました。生活用品等の品数は豊富ですが 価格はそんなに安くないので,これなら双葉荘裏口の隣にある小型スーパー「ことぶきや」で充分だったかな。
お米と水をお釜に入れて地獄釜に仕掛け,近所の共同浴場に入って帰ってきた頃にはご飯が炊けています。30分~1時間がいい頃合かな。
この地獄蒸しの良いところは,下ごしらえがいらない所ですな。
①野菜などは洗う。
②材料を並べる。(気が向けば 塩・コショウをふる。)
③②を地獄釜に入れて所定時間蒸す。
④釜から出して食べる。 シンプル イズ ベストです。
地獄釜の蓋を開けると底から湯気がモウモウと出ています。鍋敷きに長い縄の取っ手が付いたような治具に料理皿を置き,釜の中に慎重に入れて取っ手を出した状態で蓋をします。
蓋の上には自分の部屋の名前の木札を目印に置いておきます。あとは30分程まつだけです。
一番左の釜は湯沸し専用で,ここから汲み出してお茶などに使います。釜の中には木炭が入っていました。
本日のごはんは茶色と白で統一されてしまいました(笑)。
ご飯とインスタントみそ汁,塚原温泉卵,そして肉料理2種です。
右側が鶏肉の塩・コショウ蒸し,左側は豚蒸しシャブでポン酢を付けて頂きました。
ポイントは白菜を下に敷くこと。こうすることで皿に肉がくっつかないし,出てきた肉汁を吸い取った白菜がべらぼうに美味になります。
地獄蒸し用の材料代は約\1300。ご飯,みそ汁代込みでも1人\800程で腹いっぱい頂きました。
【2日目~ 魚料理の日】
「日野鮮魚店」は鉄輪の温泉街の中にある お魚屋さんです。ここは「今晩 地獄蒸ししたいんです。」と言うと相談に乗ってくれます。地獄蒸しに向いている魚と そうじゃない魚をアドバイスしてくれたり,蒸し易いように切り込みを入れてくれたりします。
私はこちらで地獄蒸しのノウハウを教わりました(下に白菜を敷いたり,ポン酢で食べたりすると良いこと等)。旬の地のものが店頭に並び,値段も時価ですが お安いと思います。
今までチヌ,アサヒガニ,サザエなどを地獄蒸しにしてきましたが,今回は"鯛の頭"1枚\150×2,白身(はも)のすり身1皿\200を購入しました。
その他の魚(この日のラインナップはコチ,ブリかま,スズキ,サバ,うしのした(舌平目))はあまり地獄蒸しには合わないそうです。

ハモのすり身は刻んだ小ねぎと丸めて真薯にしてみました。
鯛の頭は塩を振っておきます。
その他,蒸したら美味しいかも知れない野菜(チンゲン菜,舞茸,小ねぎ)はんぺんを皿に盛り,地獄釜に入れて蒸しあがりを待ちます。

地ビールがあったので買ってみました。「東方見聞録 南蛮宗麟」という名のビールです。モチーフは何者でしょう?調べてみます。(大分を代表するキリシタン大名とのこと。)
西洋の玄米と 大分の麦芽を使ったビールとのことで香ばしくて飲みやすかったです。
ハモの真薯はやや泥臭みがあったが上品な旨みで美味しかったです。塩味の鯛は身がふっくらして凝縮された旨みがあり口福でした。
ただし,下に敷く野菜は色合いを考えてチンゲン菜にしたのが失敗。白菜の方が絶対美味しいです。また,舞茸よりも えのき茸の方が美味しいと思います。
いつも湯巡りで手一杯で,調理に時間をかけられないのですが,今度はお手製の地獄蒸しプリンを作ってみたいものです。
【朝食】
朝ご飯はふかし芋にしました。ふかし芋は20~30分が目安とのことですが,写真のように大きい物だと1時間くらい蒸かした方が美味しいです。
家だと蒸し器を出すのが面倒ですが,ここだと釜に放り込むだけで出来るのでいいですね。マジでここに住みたいんですけど。



































席に着くとポットに入った中国茶が運ばれてきます。オイオイ、随分本格的だなとドキドキしていましたが、メニューの価格を見て安心。庶民的な価格で高級感を味わえる素敵なお店でした。 

























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